この国の経済常識はウソばかり

 自民党の垂れ流している広報をそのまま報じるマスメディアを
信じるならば10月26日までに一読されることをオススメします。

この国の「経済システム」を熟知されているのでしたら必要
ありません。また、低金利でもとりあえず銀行に預けていることで
この国の国債を買い支えることに、国民としての歓びを感じていた
り、「風が吹けば桶屋が儲かる」的論理から見れば、子孫の借金を
食い物している構造となる老人福祉対策なども仕方がなしという
のであれば怒りすら覚えることでしょう。煽りやがってと。

冒頭の「人口オーナス」で再確認します。
人口構成から見れば沈み行く太陽である宿命は避けられず、
さらに昨今の「横暴老人」をみていると、いやはや大変な時代で
苦しいのだなぁと。

そして本書にあることが基本事項として頭に入っていれば

「報道ステーションで庶民の味方面する電波芸人」

をお笑いの箱に入れた私の気持ちをご理解いただけることでしょう。

ただ、一点。これは本旨と関係が無く、また本書の価値を棄損す
るものではありませんが

「第三講 経済的に追い込まれた若者に逆転は可能か」

は価値観の違いからか異論を記しておきます。

「若者は搾取されるもの」

と、私は考えますし、不幸な時代に生まれたと擁護することが
若者の「なにくそ」という特有の反発心の醸成を妨げます。だって
悪いのは大人。可哀想なのはボクチン。バブル期に進学し、卒業時
に崩壊し就職にあぶれた同世代で良く耳にした言葉で、この時に、
「なにくそ」とあがいた人は今、それなりに頑張っています。

また、「エリート層の固定化」もさんざん喧伝されますが、
格差が広がれば広がるほどそこにビジネスチャンスが生まれること
は隣の中国が最近立証したことです。そしてこれは「報道的弱者」
からすれば怒り心頭に発するのでしょうが、

「エリートの大半は努力し、下層に甘んじるものは努力しない」

という事実もコミで「格差」は考える必要があります。

「こんなに努力しても良くならない!」

という反論もあるでしょうからひと言。

「今の努力が正しければ明日はきっと良い日」

努力が花咲き実るには時間がかかるんですよね。

すいません。最後に同じ講にて素晴らしい一節を紹介して
結びます。

「自分探しが転職ビジネスの成長の糧」

はい、まさしくその通りです。
フリーター第1世代の私が断言します。

■この国の経済常識はウソばかり
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4862483208

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