先の大戦へと雪崩を打った体制作りはクーデターが原因

わらしべ小池百合子大臣の素性来歴はともかく、大東亜戦争中に
軍部、政府礼賛記事を書いた反省からすっかり

「反政府主義者」

の様相を呈している朝日新聞が取り上げないのが不思議なのですが、

「大臣の決定に逆らう事務次官はクーデターに匹敵する暴挙」

です。

歴史は一筋縄にいきませんし、臨機応変に自己都合で立ち回る人
まで絡めれば、戦勝国によるリンチのような東京裁判でもない限り

「戦争責任」

を断じるのは難しいのですが、軍部の暴走によるところが大きい
のは多くの人が認めるところでしょう。

もちろん、それを止めきれなかった庶民と、扇動した朝日新聞を
筆頭としたメディアの責任もあります。

先の戦争の反省を踏まえて、戦後の日本では

「シビリアンコントロール(文民統制)」

が敷かれています。

最終決定権は「文民=政治家・議会」にあるというものです。

プロフェッショナルである軍人さん(防衛省・自衛隊)の意見は
尊重しますが、しかし、最終決定権は文民が持つことによって、

「軍事力という実行力を持つ組織を制する」

ことでバランスをとります。

これは軍人さんに限らず、組織は内向きな、ともすれば特殊な
論理に流されてしまうことがあります。

組織の長や発言力の高い人によってリスキーにもコーシャスにも
傾きます。

「軍事力」がこれで流されてしまうと大変危険です。

515や226という記号を連想してしまうことでしょう。

つまり、守屋事務次官のとった行動は

「血を流さないクーデター。序章」

ということです。

わらしべ=パフォーマー=百合子大臣の来歴からも今回の
「騒動」の意図は色々読み解くことができます。

しかし、少なくとも選挙という「民意」を受けて、自民党が
衆議院で多数を占め、そして首相が手続きに則り、任命した大臣
が決めた「命令」に背くことが許された今回、名実ともに

「役人国家」

だと露わになったのです。

「痛み分け」

と記事が踊っていますが、これが立場が同じものか、バランスが
とれているときに使う言葉です。

主従の関係では不適切です。

ちなみに参院選挙で民意という論もありますが詭弁です。

衆院チェック機構であり、「良識の府」としては分かりますが、
制度上の国政運営は「衆院選挙」ですし、あのときに小泉純ちゃんは
「(任期が切れたら)辞める」を公言していたのですから、純ちゃん
後も含めての「民意」が郵政解散選挙=小泉劇場フィナーレだったの
です。

先の大戦で「扇動記事」を書きまくった反省から政府に批判的に
なるのは結構でしょう。

しかし、先の大戦へと雪崩を打った体制作りはクーデターが原因と
なっています。

靖国にいったいかないと「アジア諸国」が喜ぶネタを騒いでいない
で、本当に危険な兆候を報告し非難することこそ

「ジャーナリスト宣言。」

ではないかと。

そして怖いのが、彼の新聞と彼の立派な野党はアイラブチャイナで
防衛省に自衛隊がチャイニーズハニートラップ。

侵略されているというと妄想が過ぎるでしょうか。

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