環境問題はなぜウソがまかり通るのか

拙著と同じ洋泉社のペーパーバックスシリーズから生まれた
大ベストセラーです。何がビックリしたかって

「ペーパーバックスにも帯がつくんだ」

ベストセラー25万部突破と。

正直いますと最初の数頁は文体があいませんでした。
もったいぶったような感じが、学校の授業を受けているようで
イラッと。

著者の略歴を見ると「教授」でした。じゃぁ仕方がない。

しかし、36頁を過ぎたあたりから、相変わらずのもったい
ぶった文体も気にならなくなります。

綴られている内容が文体を消し去りました。

そして最大の衝撃は第2章

「ダイオキシンはいかにして猛毒に仕立て上げられたか」

ダイオキシンは猛毒ではなかったのです。
やきとり屋のオヤジは毎日ダイオキシンを浴びているのに
元気です。

後半やや失速する感じと第4章のちり紙交換屋さんの下りは
街角フィールドワークを得意とする私からするとツッコミどこ
ろが足りないのですが、いやいやそんな減点は枝葉末節重箱の隅で
す。

また、一方向から視点と取り上げ方が気になるところもあります
が、本書は「その立場からの視点」なので当然です。

大メディアのように「両論併記」で、お茶を濁すのではなく
学者さんとして

「環境問題の問題」

を提起してるのです。

ちなみにメディアがこと環境問題だけは「両論併記」していない
様の指摘は「言えないこと」のようで

「勉強になるなぁ」

と。
リサイクルに嫌気がさしますが、私は続けますよ。
偽善として。やらないよりはマシならば。
これはコストや何かではなく「よき市民たれ」という思いから。

■環境問題はなぜウソがまかり通るのか
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4862481221

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