人権とかいて「お上の解釈次第」と読む国々との交渉

結局、利害関係を紐解くと

「日本の味方がいないじゃん」

六カ国協議の話しです。

ブログ・ブログツール販売の「ドリコム」の株安が止まらなかっ
たり「はてな」のツールについて、また

「楽天市場APIで閉鎖性から脱却」

という

「日経新聞の大誤報」

まで含めて「ITネタ」の在庫が堆く積まれていますが、やはり
今日は六カ国協議を取り上げます。

「ごねたもんがち」

これが国際社会の片面の真実です。

イラクだって一時期そうでしたし、どこだってそうです。

少し前に取り上げた「談合」の時に、踏み込みませんでしたが、

「支払わない元請け(大企業や官庁であることも多々)」

に対して、私の知り合いは

「下職さん(したしょく:下請けの職人)にも払わない」

という作戦に出ました。
これは丸投げされた仕事で、職人を手配して完遂した現場で
支払いが滞った際に、

「ウチも貰っていないから」

と下職さんに支払うのを止めたのです。

単純な正義感からみると「ずるい」と思うかも知れませんが、
大きな現場となるとこの建て替え費用だけで破産する可能性まで
あるのが建築現場の実状です。

そして「作戦」たる所以は、

「下職に直接元請けに請求させた」

ということです。
すると、通常は知人ひとりからの

「督促」

ですので、のらりくらり逃げることができますが、左官屋から
表具屋、大工、鳶、内装屋などなど複数の業者から

「払ってくれ」

と泣きの催促がはいります。
そして最後は下職さんと知人とが一致団結して相手に乗り込み
ちょっとした債権者会議のようになり、この元請けは

「渋々即金で払った」

といいます。
もちろん、これが通じる相手と、そのままでは通じない相手が
いますが、おとなしく

「待ってくれ」

を鵜呑みにして倒産した企業を私は沢山知っています。
建築業界ではなくその他にも問題があったとはいえ、母の内職
工房が破綻したのも元請けの

「待ってくれ」

でした。人間関係をひたすら信じて、耐えに耐えて最後は息絶
えました。

あ、工房の話しで母は健在です。
人生に打たれ強いらしく、今は小さな居酒屋を営んでいます。

適切なときに「ごねる」のは交渉のイロハなのです。
誠意が通じる相手には誠意で接し、ゴネ特を知っている連中と
対峙するときは「ゴネかた」が必要とされるのです。

ところがこの国はいつまで

「武士の国」

でいるつもりでしょう。それも江戸以降の「上品な武士」です。

敵は常に一対一で

「やぁやぁ我こそは」

とやってくると信じているのでしょうか。

戦国を紐解くまでもなく

「もののふ」

とは勝つために存在するもので、「交渉」も勝つための重要な
手法です。「武力」だけではありません。

そして「交渉」と同列に「情報戦」というものもあります。

今更いっても詮無きことなれどという話しですが、そもそも
六カ国協議で日本の味方となってくれる国はありませんでした。

唯一の味方といってもよい親分アメリカは、イラクへ派兵して
いることや、米軍基地移転問題、トランスフォーメーションなど
により、日本との関係も「微妙」でした。

そして他の国とは領土でもめている利益該当者達で、日本の
国力が下がることを歓迎する国々です。

露西亜=北方領土(南樺太はそういえばどうなったのでしょう。
私の子供頃の「地図帳」にはカッコして南樺太
と、記載してあり父に尋ねるとソ連の卑怯さを
延々と聞かされた記憶に辿り着きます)

中華帝国=尖閣諸島(最近もちょろちょろしてますね)

大韓民国=竹島(&東海。あわよくば対馬も)

残るは「拉致犯罪国家」の北朝鮮です。

露西亜も中国も北朝鮮同様に「人権」とかいて

「お上の解釈次第」

と読む国です。拉致に対する認識がそもそも違います。

この話し合いに参加したこと自体が・・・なのですが、いかんせん
これは過ぎたこととして、ならばなぜ

「六カ国協議にこだわるのか」

です。

「拉致被害解決同盟」

を同じく被害があるとされる「タイ」や「ルーマニア」と組んで

「人権問題として別次元での協議」

を提唱すべきなのです。
もちろん、「韓国人」が事務総長となった国連も搦めてです。

あくまで「政治問題」ではなく「人道上の見地」においてです。

彼の将軍様の国策による「飢えや貧困」が人道支援の対象になるなら、

「本人の意思など無視した拉致」

は、なって当然のことではないか? と国際社会に呼びかけるのです。

そしてここで終わってはいけません。

「もし、それでも世界が日本を、北朝鮮によって拉致された日本人を
見捨てるというのなら、孤立してでも日本国政府は自国民を未来
永劫守り続けるために、重大な決断を迫られることとなる。
その決断とは、無理を通して道理を引っ込めた国が、我が物顔で、
金をせびる行為と同等かも知れない。
日本国政府と国民はいまそれ程の危機にさらされている」

「考えようよ」がテーマです。今日はこれ以上綴りません。

ここから「開発」を想像することは難しくないでしょう。

重要なのは「やるともやらんとも」いわないこと。
日本が本気になって困るのは、六カ国協議の参加国全てで、さらには

「本当の世界各国」

だって、イヤなのです。軍事的脅威が一国増えるのは。

最後に付け加えます。

「戦後60年以上、日本国が平和の道を歩き世界と共存できたのは
アメリカを始め、近隣諸国ならびにヨーロッパ、南米、アフリカ
大陸全ての皆さんの「人道的」な理解と協力の賜です。
今一度、この機会に『ありがとう』と伝えたい。
そして願わくば『これからも』と」

・・・実際の所、できるかどうかは微妙ですが、一番いけないのは
マスコミ屋さんです。

色んな可能性を示唆すれば、良いのにどちらかというと

「弱腰政府」

ばかり垂れ流して、国民を失望させることに躍起です。

一番の「反日団体はマスコミ」というジョークも笑えなくなりました。

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