今月号の対談は、まぁ朝日新聞の悪口です。
で、表題はこう。
『反省なき朝日には、不買運動しかない!』
とはその通り。わたしが朝日新聞をやめた最後の理由はサッカーでしたが。日韓大会で「中田ヒデ 引退」とぶち上げ、結果的誤報にも訂正せずに、座談会と称して間違っていなかったと強弁します。
そして毎朝届く売国で反日な紙面に、
「なんで金を払って不愉快にさせられるんだろう」
と気づいて購読をやめました。
百田尚樹、井沢元彦と、歯に衣着せぬ両者の「悪口」は痛快ですが、それだけではなく、朝日の闇所業をつまびらかにします。
かつて井沢元彦氏曰く「冗談のようなスターリン礼賛記事」を、SAPIO紙上で徹底的に批判したところ、朝日から編集部に
「井沢元彦という作家をおろせ」
という強要分が送りつけられたそうです。ちなみにSAPIOは小学館。
これが朝日新聞出版であっても「言論弾圧」です。言論には言論を持って対抗すべきで、特定秘密保護法において「言論弾圧」を叫んでいた朝日新聞の所業です。
これに公開書簡で抗議をすると「無視」。さらに氏の代表作である『逆説の日本史』シリーズは、朝日新聞の書評欄に載ったことがないといいます。
同じようなことは産経新聞でも耳にしましたが、かつて同社のグループを買収しようとしたホリエモンの書籍を、野口健氏が紹介したとき、社内は騒然となったと言います、が、記事を差し止めることはなかったそうです。当然です。
対談よりもうひとつ。
朝日新聞社が発刊する現代用語の辞書「知恵蔵」から「非武装中立」という言葉が消えているそうです。
朝日らしいですね(笑)。
集団的自衛権ではヒゲの隊長こと、佐藤正久議員による
「集団的自衛権で自衛官は安全に」
は必読。
ついでにどうでも良いですが、確かに独占手記であるのは石原慎太郎の
「さらば、盟友 橋下徹」
内容は、ま、いつものもの。再確認というかこんなかんじ。
「石原慎太郎の書き下ろしが読めるのはWiLLだけ!」
そして必読は重村淳さんの
「東電職員に精神的ケアを」
の呼びかけ。
東電職員というだけで受ける差別、誹謗中傷、そして劣悪な労働環境。そして作業に伴う被曝量で現場離脱を余儀なくされる職員。
いま、東電と関連団体・協力企業の「プロ」が撤退したら、福島第一原子力発電所はどうなるのか? 少し、想像力を働かせればわかること。
そこに脱原発も推進もありません。
この日曜日に読売新聞が「スクープ」した、いまだ東電はウィンドウズXPを利用しているという記事ですが、約5万台というパソコンを買い換えたとき、1台10万円と見てもいくらになるでしょうか?
この報道を受けて、ネットでは「だから東電は」と批判します。
しかし、です。
5万台×10万台=50億円
これに加えて、各種システムとソフトの更新に、導入時の試験のために費用計上したとして、
「金使いすぎ」
という批判はなかったでしょうか。あったでしょう。
批判すべきはしなければなりません。しかし、存在からの否定は
「東電レイシズム」
です。彼らを残したのは民主党政権であり、受け継いでいるのは自民党政権で、彼らの存在を否定したいのであれば、批判すべきは政府です。
■Will 2014年8月号 百田尚樹・井沢元彦 激論
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