会社員時代にある意味もっとも気をつかったのが「会議」です。
どうでもいいといいながらも中途半端に民主主義がすり込まれている
戦後世代の集まりにおいて「民意」を反映させる公の機関が会議だった
からです。
で、実際はどうかといえば「組織票」がものをいう世界で、
それは思想信条ではなくヒエラルキーにより形成されます。
いうなれば一番後輩だった新人時代からこのヒエラルキーに
疑問がありました。「なにか意見は」で手を挙げ発言しても
先輩上司から否定的なコメントが相次ぎ、最終的には営業部の
責任者のことばがすべてに優先します。「茶番だよ」と口中に
とどめてまずは社会復帰を私は優先させます。
そして「営業部改革」という重責を担うまで成り上がりました。
会議を意のままに操ることなど簡単です。旧態然とした
ヒエラルキーの上位にいるのですから。しかし、それでは
クビがすげ変わっただけのどこかの与党と野党と同じです。
で、同じ「茶番」ならばよりスムーズに、自由闊達な議論が
あった「体」で風通しが良くなったと感じて貰うために腐心
したのでした。
「糖分摂取」もそのひとつ。まぁひとつのイベントとして
参加してよかったと思って貰うようにしたということです。
・・・そしてもうひとつ。これは推敲の段階で「落とす」
ことにしたのですが会議の実態を。
「社長や上司のレクレーションじゃない」
彼らの暇つぶしや趣味、ストレス発散で会議をやられちゃ
たまりません。と、いう意味ではマイコミジャーナルの
「ハコモノ」の記事と対をなすかも知れません。さすがに
このタイミングは偶然ですが。よろしければあわせて
どうぞ。
【第5回】会議はしていただくもの。糖分摂取にまで気を遣う理由
http://blog.mutow-ms.jp/ec/keiei/post-430.html