ライブドアや楽天の時にあれだけ叩いたのに

 株価は未来を表すといいます。
つまり将来に渡ってその企業がもたらす利益が株価に反映されるからです。

もの凄く単純にいうとPBRやPERがこの指標となります。
毎年、100万円の利益がでる会社なら10年で1000万円は
儲かるだろうと考えられますし、毎年10%成長し続けるとすれば10年後には2.6倍の事業規模になっていると考えるのです。

成長産業や新興産業の場合、この「期待値」が高くなります。

しかし、物事には限度があります。

mixiの株価は異常値です。少なくとも本日現在。

そしてこのことをよく知っている大株主で、同じ穴のムジナ……もとい、お仲間で支援者である渋谷で働くバツイチ社長率いるサイバーエージェントとネットエイジはとっとと売却予定です。

mixiに将来性があり、期待して大株主になり上場を支援していたはずなのに、上場初日から売りますと。いや売り抜けますと。
なにをかいわんや。その姿勢がすすけてみえます。

M&Aゲームができなくなったので、今度はIPOゲームを始めたのでしょうかね。煽りかた次第でキャピタルゲインが確実に手に入り、事実上はスーツが身体に馴染んでいない堀江さんの容疑の一つでもある

「風説の流布」

並みのニュースリリースが行われているんですが、「期待記事」なら罪に問われないようですから。

ちなみにこの期待記事を「提灯記事」といいます。

各種報道でmixiについての「危険性の懸念」も付されていますが、これは危険性ではなく、今起こっている事実です。

匿名性の悪用、誹謗中傷、登録情報の虚偽登録。

そして2000億集める企業の前年度の経常(ケイツネ:宮内調書風)が9億円ちょっと。
株価は水ものとはいえ、売り出し価格の155万円で売り出し株数から予想された調達資金が69億円。
※上場したからといって全株式が売買対象になるわけではありません。理論的に可能というだけです。

その中から「予定」があるのが13億円。
はてさてチープ革命でサーバーの価格はデフレどころの騒ぎではないほど下落し、ソフトウェアはオープンソースで事実上はタダ。

そうすると残るのは固定経費と人件費。
一般企業なら広告費もあるでしょうが「招待制」ですから、マス広告をするとはちょっと考えづらいので。

この資金調達の使途の不透明さを報じたメディアがないのも不思議です。

ライブドアや楽天の時にあれだけ叩いたのに。

そしてそれらを包み隠すパッケージとして「Web2.0」が便利に
使われます。

Web2.0が殺すもの
http://www.as-mode.com/web20/index.html

☆見本仕上がってきたので表紙を公開しました。
順次、目次見本などを上記サイトで公開していきます。

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