毒婦への差別語

 ニュースを見ていて妻が差別語をつぶやきます。

「どうして? って思うよね」

 昨日始まった控訴審にて証言をはじめた「毒婦」こと上田美由紀被告の顔写真を見てのことです。

 複数の男性関係があったことへの彼女なりの素朴な疑問です。
 そしてわたしはたしなめます。

「割れ鍋に綴じ蓋」

 痴情のもつれなどの事件の場合、報道も含め視聴者は「美人」を前提にニュースを理解しようとします。まるで容姿に特殊性を含む、平たく言えばブスやデブではいけないようです。人権侵害です。ブスだって痴情がもつれるのです。

 誰もがモデルやタレントではありません。美醜は主観に過ぎませんが、写真で見たときの一般論は存在します。しかし、そこにおける風貌の評価と事件は無関係です。

 つまりは妻の発言は「ブス差別」。
 あってはならないことと戒めます。

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