産経新聞を止めました。

 産経新聞を止めました。

 最後に引き金をひいたのは『あまちゃん』が終わった翌日の朝刊1面トップで報じた「あまロス」です。

 一般紙のトップで触れる内容じゃない。さらに翌日の1面コラムでも『あまちゃん』をなぞり「ジモト」。しかもその「ジモト」の説明もありません。いっそ「GMT」にルビを振るなら・・でも天下の公器の表現ではありません。

 8月に韓国タレントのラッピング広告をしたときも吐き気がしましたが、一番の理由はそのコラムで先月中旬「上杉隆」がツイッターの恐ろしさを語ったことを肯定的に取り上げたこと。

 上杉隆という自称ジャーナリストは、ツイッター上でデマと妄想を拡散し続け、それを芸風と呼ぶにはきつすぎるのですが、引用パクリに至っては弁解の余地もなく、追い詰められた上での経験を、性懲りも無く本にまとめたものを、背景の、それこそ「裏とり」をせずに鵜呑みにするのはジャーナリズムではありません。

 愛読紙だっただけに失望も深くガッカリです。

 そもそも駅売りなら100円。宅配月額2950円。
 宅配新聞には休刊日があり、30日以下の月は50円の割りまし。
 しかも、スマホで読めば無料。

 これほど客を馬鹿にした新聞もありませんでした。

 それでも購読を続けたのは、産経新聞を応援していたから。

 先月号の「Will」で金美齢さんも産経新聞の質の低下を嘆き、購読を中止したと言います。

 あまちゃんはわたしも大好きです。しかし、産経新聞の一面に望むものではなかったのです。

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