ファーミネーターでブラッシング


 2年前からメスの黒柴犬を飼っています。

 妻は当初、室外で飼うと頑迷に主張しましたが、小さいことを理由に余っていた一室にゲージをしつらえ、しばらく様子を見ることにしました。購入時、生後半年を過ぎていたので、個体はこれ以上極端に大きくならないことは秘密にしたまま。

 ゲージを嫌がります。そこで首輪にリードにします。しばらくもせず、リードは人間様に届く距離にまで延長されます。

 そして我が子は美しい。つやつやの毛並みです。
 通行人がビロードと賞賛するほどの黒光りです。
 すると首輪による「あと」をつけたくないと妻に提案し同意します。

 この頃には室外という発想などありません。作戦成功です。

 ただ、問題は「毛」。

 意外なことですが、長毛種より短毛種の毛の方が、室内に散乱しやすいのです。長毛種は、毛と毛が絡むので。

 定期的にブラッシングをしても、毛と毛の奥に毛が落ちるのは止められません。

 しかし、これがすごい。

ファーミネーター

 ごっそり抜けます。
 特に下にある、無駄な毛をサクッと。
 特に夏毛との生え替わりのいま、超重宝しております。

ファーミネーター

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