徴兵制の何が悪いのか

いつもどおり原稿を書いているわけですが、憲法記念日ということで小さく突っ込みをいれておきます。

テレビ朝日や日経新聞など「護憲派」が必死の活動を展開しています。日経に限れば金儲けしか考えていないので、改憲がビジネスになれば手のひらを返すことでしょうが。そしてすっかり左翼番組と化したテレビ朝日の「モーニングバード」。有力アジテーターの玉川徹。とにかく議論の誘導とすり替えが激しいのが持ち味です。

結論を述べれば改憲させないための洗脳が目的で、共演者の松尾貴史が見事にアシストしたのは「20%の賛成で決まるのはおかしい」という発言。なんだ、そんなに賛成が少ないのか・・・と誘導するためで、これは投票率40%での過半数をさしてのこと。また低投票率も問題としますが、選挙は幼稚園でも公立小学校におけるかけ算でもありません。できない子供をできるように、やる気のない子供のやる気スイッチを押すのは選挙の仕事ではありません。つまり憲法議論とはまったく次元の異なる問題を引っ張り出してきて、時期尚早と結論づけるという屁理屈です。

さらに脱走兵、いやリストラ組というべきでしょうか、すでに女優という肩書きは失礼に過ぎるバカコメンテーターの代表格 高木美保嬢。同じ時間帯のフジテレビのワイドショー「とくダネ!」を首になって翌週から「モーニングバード」に出演する厚顔さは見事です。仮に捨てられた女だとしても、視聴者に思いを馳せるならワンクールは間隔を開けるのが筋でしょうがとは余談。「ある学者」の話しとして「憲法を変えてはいけない」と結論づけます。ならばその学者の名前を挙げなければ「論拠」になどなりません。護憲派の憲法学者なら当然で、それは山里亮太がももクロとまゆゆに耽溺するのと同じです。あるいはパチンコ店でパチンコ禁止に法改正すべきかと訊ねるのと同じです。

そして真打ちはアジテーター玉川徹です。自民党の憲法草案にある、表現の自由への制限をもって「コーナーがなくなってしまう」と嘆いて見せます。主張するところは、反政府的な発言をできなくなるという論理の飛躍です。呆れてものが言えません。というより、自分の立場が「反政府(アンチ自民党)」だと自覚している告白に、彼はやっぱり活動家に成り下がったのだと確認します。

いわゆる「護憲派」と、政権交代のとき民主党を支持していたコメンテーターは見事に符合します。小難しい理屈を並べながら、自分のことだけが可愛い連中です。

しかし、守銭奴の日経新聞の調査でも世論の半数以上が改憲を支持し、護憲はついに三割を切りました。これが「民意」です。ところが護憲派はこういいます。

「国民的議論は盛り上がっていない」

カエサルはいいました。「人は見たい現実しか見ない」。護憲派もそうです。彼らのまわりでは憲法議論など起こっていないのでしょう。その程度のレベルの人間としかつきあっていないということか、護憲派というムジナの穴で暮らしているかのどちらかです。そこからみれば護憲派に憲法改正について語る資格すらないという告白です。左傾の連中って、自己弁護が激しいのですが、そのなかでこうした粗忽な告白が随所に漏れているところが実にバカです。

さらにこれまた反日放送局NHK。国民から金を巻き上げて日本を嫌いになりましょうという放送をしれっとできるすごい連中ですが、日本が嫌いだからできる下衆の極みです。土曜日の朝に放送しているニュースの解説番組では、人選ですでに「護憲派」に傾いており、護憲派の親玉トンチキがいいます。

「徴兵制になるかもしれませんよ」

同じ確率でならないかもしれません。恐怖で支配を試みる、オウム真理教と同じ手法です。でもね徴兵制のなにが悪いのでしょうか? 平時に徴兵制をとる国は減っており、裏返せば「戦時」だから徴兵制を採用します。韓国などまさしくそうです。つまり、日本国の存立の危機にさらされているときに、徴兵制をとれないことのリスクを天秤にかければ自ずと答えは出てきます。外交的にあえて述べるな「徴兵制を敷かなければならない状況に追い込まれる外交がいけない」のです。

仮に中国に武力侵攻する際、ミサイルで自衛隊基地がすべて攻撃され、隊員の半数を失ったとします。幸いにも武器弾薬は残されましたが、手に取り戦う兵士がいません。もちろん、日米同盟から米軍は戦ってくれることでしょう。しかし、そのとき、日本国民は日本国を守るために血を流すアメリカ人を見ながら、ただ傍観しているのでしょうか。国家という集団を継続していくために、個人を犠牲にすることがあり、徴兵制はそのひとつです。徴兵制=悪という論理は、思考停止のプロパガンダでもう死ななければならない議論です。

悲しいことに、わたしの親友のひとりもこの考え。軍、戦争=悪。戦争が外交の一形態であり、軍の存在でおおくの命と平和を享受できるということを「認めない」のです。その背景に、戦後教育があり、いまなお再生産されるバカども・・・もとい、護憲派のプロパガンダがあります。

憲法記念日。わが家は日の丸を掲げ、愛犬がせがむ散歩を後回しにして、憲法についてブログを書きました。

 

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