(前略)
いままで見た来たように、ネット選挙が解禁されたからといって20万票はおろか、5万票でさえ稼ぐのは難しいのが実状です。
しかし、千票単位なら集められることでしょうし、当落線上にあるなら取り組まなければなりません。
ネット選挙解禁により「若者」への訴えかけができるようになると主張する声がありますが、ネットの向こう側にいるのは若者だけではありません。
大量リタイアがはじまった団塊の世代のボリュームゾーンを65才とするなら、ウィンドウズ95が上陸した時の彼らは47才です。
中管理職として、部下に押しつけ、逃げきった人もいることでしょうが、次第に管理職でもパソコンが使えないと笑われる時代になりました。
筆者の会社員時代の上司も、当初は頑迷に利用を拒否していましたが、数年もせずに使わざるを得ない状況に追い込まれていました。
また、団塊の世代(1947年から51年までの5年間)は日本の人口の約1割(8.5%)を占め、産まれたときから同世代との競争に晒され続けた彼らは、同期がパソコンを使うなら、自分もと競争心により習得した世代でもあります。
すると「お年寄りはパソコンが苦手」という認識は21世紀では通用しません。
むしろ年齢を理由にネットやコンピューターを遠ざけているのは「政治家だけ」かも知れません。
(後略)
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