マスコミが言えない言葉

 鳩山さんの辞任は既定路線の茶番劇。タイミングの問題だけで、
逆に参議院選挙まで続投するガッツがあれば、それはそれで「大宰相」
の可能性もなくはなくもないかもしれないと見ていたぐらいで、
逆に「ぐぅ」とエドはるみ張りに親指を立てた、彼の映像を見て
その「異常なハイテンションな目つき」に超現実逃避をして異世界に
旅立つことを心配していました。

彼を惜しむわけではありませんが後味が悪いので。しかし、同時に

「自分が受け入れられない世界の存在」

があることを知らずに60年以上生きてきた人が、自らの存在を
自らで断つ行為などするわけないとかぶりをふったのですが。

てなわけで今回は表題通りの「マスコミでは言えないこと」。

端的に言います。日本国民はバ●です。

菅直人政権誕生へ期待する声は世論(せろん)調査が50%後半
から60%へと跳ね上がりました。

菅直人さんになっても民主党は民主党です。小沢一郎さんから
党の肩書きが消えても「影響力」がなくなることなど微塵もないのは
昨年の衆院選挙で見てきたことです。

さらに「表紙の貼り替え」、あるいは「首のすげ替え」を得意技
としていた自民党にノーを突きつけたのはたった9ヶ月前のこと。

それとも「自民党」から「民主党」に「表紙」が変われば、同じ
手法も正当化されるのでしょうか。

もちろん「鳩山由紀夫」個人の資質に関してのノーをつきつけ、
菅直人氏に期待する声があり、それが世論に結びついたとしても
ならば「永年連れ添った同士」である、鳩山由紀夫を代表にした

「製造者責任」

は、菅氏にもあるわけで、仮にそれを相殺した上での60%越えの
支持率であるならば、単純な期待はもっと高い数字になります。

そこまでの考えは日本国民にないのでしょうが。

「●カ」のなかには当然、ミヤワキも含まれております。
民主党政権をまったく支持していませんが、国民である以上
応分の負担があってしかるべきで、馬●の一人としてあえて述
べているのです。

先日、知人の社長と話していると彼は「マスコミ」を批判し始め
ましたのでこう諭しました。

「マスコミも商売、視聴者が喜ぶもの、理解できるものしか報じ
ないのです。政治も同じ。国民受けする政策を並べるのは
それしか理解できない国民だから。つまりマスコミも政治も
我々国民を映す鏡なのです」

マスコミが「●鹿」と国民にいわないのは「視聴者様」であり
なにより、この視聴者様は自らを多少賢いと思われている節があり
それが故に「莫●」などと発言した日には猛反発が予想され、
商売に影響がでるから「●迦」と言わないのです。

多少賢いと思っているのはマスコミ屋さんも政治屋さんも同じ。

突然ですが「オチこぼれ」の経験があるでしょうか?

オチこぼれから立ち直る特効薬は「できない」を悟ることです。
オチこぼれはいいます。

「分からないところがわからない」

実はこの表現は間違っており、オチこぼれの大半は「できない」
ことを認めていないので「わからない」のです。できるはずだ、
知っているはずだという思いこみが前提になっていることが多く
そこからそもそもの「問題」の理解にまで到達していないのです。
あ、最初から「無理」と匙を投げているものは除いて。

ひとつひとつ分解して、「できない」ことを認めれば、あとは
「できる」ようにするだけで、学習能力の高い人は子供も大人も
「できない」ポイントの特定がとても早いのです。

仕事でも同じです。「できない」、あるいは「使えない」と
評される人は自分の能力不足、欠けていることに気づいていないか
認めません。反対に背が低い、腕力がない、会話下手などと、
不足分に気がついている人間は、それを補う術や対策を講じる
ことで「できる」と呼ばれるのです。

だから日本国民は「バ●」だと断じます。

そしてこの「●カ」に気がつくことこそ、真の政治改革の始まり
なのだと、菅直人新政権樹立への手向けの言葉に替えさせていただ
きます。

そうそう、我が国を導いてくださる偉大なる菅直人総理大臣様。
今日、こんにち、輝ける民主党政権に感謝をしています。

数々の野党時代の「妄言」にふたつの教訓を得るのです。
まずは

「カエルの面にしょんべん」

立場が変われば自らの言葉に捕らわれることのない自由さは
幼稚園児のような無邪気さで国民に希望を与えてくれていること
でしょう。不見識なため、まだその希望を喜んでいる国民に
会ったことはございませんが。

そしてこちらのほうが重要です。

「天に向かって唾を吐く」

お陰様で今回の原稿では「バカ」に「●」で伏せる「言論規制」
により将来の自分に唾がかからないように気をつけることができま
したとさ。
 

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