ツイッターを疑え。へのツイッターでの各ツイートを興味深く拝読。
懐かしい流行語でいえば「想定の範囲内」。散見して微苦笑したのが
「目新しいものはない」
記事への言及のようですが・・・これ、ネットでの他者批判の常套句です。
それだけご見識が豊かであるなら、他の「言葉」や「達見」をお持ちかと
思いきや、残念ながら140文字の壁のためか言葉が続きません。
それともうひとつ。「自説の殻に綴じ込もり思考停止」。養老孟司さんの
「バカの壁」で定義する「原理主義」と置き換えてもいいでしょう。
ツイッター(を象徴にネット社会、IT礼賛)に優位な情報しか目にしない
姿勢は清々しくもありますが議論にはなりません。その理由は本稿の最初に
述べる「カラスが空を飛んでいるぐらい当たり前の話」に重なり、一番最後
に述べる「豪栄道」の件はカエサル(ジュリアス・シーザー)の残した
「見たい現実しか見えない人」
で、現実を未来に置き換えてもまったく同じです。
そしてSNS。これもまた「みたい現実」だけをみていると、
足下をすくわれます。これはしつこいほど繰り返していることですが
ネットツールを使用するのは「人」で、そこには感情やエゴ、愚かさが
重要なファクターとなることをIT業界人には見えない現実のようです。
■いよいよグーグル落城か!? 飛ぶ鳥を落とす勢いのSNS 0.2(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/058/index.html