結論が見えてきましたが、将軍様の高笑いが聞こえてくるようです。
表向きは述べず、実質核保有国となるか、核保有可能国として
存在感を増すという作戦が見事に成功したのでしょう。
それが「クリントン訪朝」。米国民主党にはカーター訪朝により
北朝鮮の核保有への道筋を残したという
「前科」
があり、さらに日本もご近所に優しい・・・というより
五体投地での謝罪外交を理念に持つ民主党政権が秋には誕生し、
外国人参政権が認められる（マニフェストに入れていませんが、
民主党の党是のようになっています）ことで日本からの
「思いやり予算」
を獲得するのは容易になります。万景峰号で運ぶ必要もなく
「政府支援」
として日の丸つけた船が「貢ぎ物」を届けてくれるわけですから。
やれやれ。
政争については今回はお休み。
最近、買い物にでかける際に手放せないのが「パーカー」。
海辺のお洒落アイテムではなく「冷房対策」です。
先日などは、とあるパチンコ店で座った場所が「直風」で辺り
しかも「当たった（フィーバー）」ものだから、席を離れること
もできず、冬物のパーカーを着ていても身体が震えてきました。
冷房効き過ぎていませんか？
という話。どれぐらいかと言えば電車の「弱冷房」でも
涼しすぎると感じるのです。
私は暑がりで汗かきで今も首にタオルを巻きながら仕事を
しています。しかしエアコンを使わずに。だからといって
皆にそれを強制することはありません。暑さの感じ方も人それ
ぞれで、電車についても慌ただしく乗り降りする人にとっては
乗り込んだ際にひんやりとしていれば嬉しいのかも知れませんし
エアコン生活に慣れていれば弱冷房など論外なのでしょう。
でもね。思うんです。一方で「エコ」を叫ぶのはどうなんだろ
うと。
例えば「エコバック」を推奨するスーパーの効き過ぎている冷房。
あるいは「エコカー」を販売するディーラーのエアコン。
または「エコポイント」の買い換えに力を注ぐ家電量販店。
こちらは良くて、こちらはダメ。
人間は矛盾の抱えながら生きていくもので、それ自体を否定し
ませんし、その矛盾も愛すべきポイントなのですが、エコに関し
てはエゴにしか見えないことが多すぎるように感じるのです。
エコバックは「もったいない」の精神からも悪くないのですが、
そのバックに入れる食品トレーや包装は過剰ですし、少しずれま
すがマクドナルドなどのファストフード、ガストの宅配サービス
を利用すると目に余る「過剰包装」を指摘する声はあまり多く
ありません。
できる限りでも取り組むことはとても良いことですが、しかし
その「できる限り」の範囲が狭いように思うのです。そして
できる限りにはエアコンの設定温度も含まれます。
エコカー、エコポイントもそうです。
まだ走れるクルマ、使えるテレビを買い換えることが地球に
優しいのでしょうか。
最近、ハイブリッドカーやエコカーを街で目にするように
なりました。増えたといよりは、気にしてみるようになった
のかも知れません。
そして思います。環境に優しいクルマにのり、カーエアコンを
ガンガン使うのはどうなのかと。
それでも「ノーエコカー」よりは環境に優しいのかも知れませ
んが買い物に行く僅かな距離、窓を開ければそれなりに涼しい
空気が入ってきます。窓を閉め切りエアコンの冷気が隅々に届く
頃には目的地に着くことでしょう。しかしそれでもエアコンを
使っているエコカーを見かけます。逆に窓を開けている車を
見かける方が希です。もしかしたら窓を開けていることによって
生じる
「空気抵抗」
が燃費をエアコンを使う以上に悪化させるのでしょうか。これは
素朴な疑問です。ご存じの方がいたら教えていただければ幸いです。
もちろん、病気などで空調管理が必要な方にまで使うなとは
いいませんし、エアコンの使用を否定しません。ただ、夏は暑い。
それが日本の夏です。そして暑さは「慣れ」ます。
すると「夕涼み」という言葉の意味を体感し、商業施設のエアコンが
寒すぎることを知り体感的に「冬」となり、そこに見つける「エコ」
の文字に苛立ちを覚えます。
