長崎ちゃんぽん 東京流

 迷走をすると人は血迷った言葉を口にします。

悪い態度を指摘されて「親の教育が悪い」と開き直る
大人に最初に出会ったのは、アルバイトをしていた
すかいらーく鹿浜店の厨房で、推定年齢50オーバーの
女性の先輩です。四半世紀前の話です。

成人以降の人生が長ければ、もはやそれは自分が
作り上げたものですが、人生そのものが迷走していたの
だなぁと今振り返ります。

この店ではやはり40過ぎの会社員の兼業アルバイト
の人もおり、この人は他人様の家庭の事情を斟酌すると
いう度量は持ち合わせておらず、家庭の事情から午後
7時までしかアルバイトができない私への侮蔑を
隠しませんでした。

当時も人手の足りない産業で、学校が終わるとすぐに
アルバイトにでて午後4時から7時の「仕込み&調理」に
従事しておりクラブ活動などしている「余裕」がなかった
のですが、このオジサンにとっては

「家に早く帰る=甘え」

と映ったようです。ちなみに学費は奨学金、教科書代
制服代などのもろもろをアルバイト代からだしており、
午後10時まで働いていた同級生のように、全額小遣いを
羨んだ・・・ことを振り返ればなかったです。違う家庭に
人生ですから。

ただこちらも今振り返るに

「ほぼ、毎日夕方6時50分からアルバイトできる仕事」

って・・・まぁいいのですが。

さて迷走。
メガネのパリミキ 東綾瀬店。に足を運んだことは
ありませんが、パリなのか綾瀬なのか、それとも
「パリミキ」という一つの造語なのかとどうでも良いことを
呟くこともあるのですが、お気に入りのお店が迷走状態に
突入しました。

リンガーハット。長崎チャンポンのあの店です。

「長崎ちゃんぽん 東京流」

・・・ってなんだよ。とつっこむ前に食べてきました。
ガッカリです。食は好みと前置きしていますが、
二度と食べ無いどころか、無配を発表して先週末から
下げまくっていた「株券」を売り飛ばしたい衝動に
駆られるほどのガッカリです。

ちょっと想像してください。
沖縄料理店にいってこんなメニューがあることを。

「沖縄そば 札幌風」

私はちゃんぽんを食べに行っているのです。
東京流ラーメンは東京ならどこにでもありますし、
東京ラーメンではなく「東京流」というあいまいさに
加えて、出てきたものは「ちゃんぽん」でもなんでも
なく炒め野菜を醤油ラーメンに載せただけで、具と
スープ、麺の調和は一切ありません。

それにあえて言えば、今の「東京流」はこんな
あっさり味(かどうかも微妙ですが)ではないと。

下落する株価を携帯で眺めながら

「とくちゃんぽん(+2辛)にすれば良かった」

と呟いた昼下がりです。

 

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