ガソリン騒動でマスコミが言わないこと

メルマガとしてまとめる時間がないのでこちらで。
ガソリン騒動でマスコミが言わないこと。

庶民のためにガソリン税(暫定税率のこと)を廃止して25円安くしたからといって本当に喜ぶでしょうか。雪国の灯油代を切り離して考えれば、安くなれば嬉しいですが、その差額は来るべき更なる原油高に向けて防衛に走ることでしょう。
平成大不況のさなかの、サラリーマン減税、住宅ローン減税と同じ構図です。

それに「エコ」の世の中で、安くなった分自動車を乗り回すほど庶民は馬鹿ではありませんし、ガソリン価格もせいぜい1〜2年前に戻るだけのことで、果たして当時はだからといって喜んでいたのでしょうか。数年前は100円を切っていましたが、だからといって庶民が悦び景気が良かった記憶はありません。

いやしかし、原油高が「物流コスト」に跳ね返るという主張は確かにその通り。そして下請けの運送会社の悲鳴がセットで報じられます。

・・・ここにクエスチョン。原価が上がれば商品価格が上がります。昨今のパスタや小麦、大豆製品の値上げラッシュを見るまでもなく明らかです。

だったら、「ガソリン価格が上がったので運賃の値上げを」という論理が通らない、通さないの笑顔溢れるCMを垂れ流している大企業です。

自分たちの値上げには敏感で、下請けの値上げは許さないのです。
ここは責めずにガソリン高騰だけに転嫁するのは大企業様は報道機関のスポンサー様だからです。

そしてガソリン騒動のさなか、原油は下落基調でもあることもあまり報じられません。

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