死んでもこいつには票を入れない

自宅件事務所で引きこもり状態で仕事をしている私は、選挙にな
ると

「死んでもこいつには票を入れない」

という候補者から決めていきます。
今最もこのアツイマイナス票を獲得しているのが、隣町から出馬
している与党の現職議員です。

自分の名前を繰り返すみょうちくりんなテーマソングに乗って、
自分の名前を連呼するだけの選挙カーが毎日毎日やってきます。

足立区議会議員選挙。
23区とはいえのどかな足立区では

「名前連呼型活動」

が主流ですから、これは致し方がありません。
しかし、私が入れない理由の当確をだしたのは、まだギリギリ
40前という若い彼の声が聞こえてこないのです。

うるさいとは思いつつも立候補者本人の肉声が流れていれば、

「4年に一回の大仕事だなぁ」

と見逃す余裕ぐらい持っていますが、隣町の彼だけは妙齢な
かなりベテランのお姉さまの声で、名字と名前が繰り返されます。

いらつきます。

外の候補者は地名を言ったり、形式上でもお騒がせしている
ことをお詫びしているのに、彼は頑なに名前を連呼します。

それはまるで

「ショコショコショーコーア・サ・ハ・ラ、ショコー」

のように。

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