個人情報保護法の罰則は最大でも懲役6ヶ月以下、
罰金30万円。
私なら「ネタになった」と大喜びする程度の微罪です。
大企業としては「信頼」に関わるのでそちらの方の
損害の方が大きいといったところでしょうね。
適用概要もデータベースとして5000件以上ですから
事実上、ほとんどの中小企業は適用除外なのですが、
これ「ネタ」にサーバ屋、システム屋、弁護士、コンサルが
濡れ手に粟でぼろ儲けをしているのに憤りを感じます。
そういえば「楽天市場」も出店していたセンターロードの
元社員による個人情報流出を受けて規制を強化し
「焼け太り」
を実現しました。それまで顧客リストは店舗と楽天の
共有所有物だったものが、それ以降
「楽天市場支店を経由して得た顧客リストは
楽天市場退店後は使ってはならない」
という理不尽なもので「逃げるなよ」という非道なものです。
また、この法律の趣旨は自分の「個人情報」に関して、
個人が管理権をもち、企業に対して自分の情報を掲載リストから
外すように要求できるといったものだったですが、施行されると
「隠す、漏らさず、話さず」
ばかりにスポットライトがあたり、役人の不祥事隠しに
大活躍しております。
仕事柄、「個人情報保護法」によくぶつかるのですが、これを
言い訳に仕事をしない人が多くて苛立ちます。
やれよ。と。