昨夜は年内最後のサッカー日本代表戦。
一昨日のアンダーより期待薄でも、一応チェックしておかないと
テレビ観戦しておりました。
相変わらずサッカー中継でのＴＢＳアナウンサーの下手さ加減に
閉口しつつも、それでも予選１位通過は悪い結果じゃありません。
但し、
「アジアカップ三連覇を狙う日本」
と連呼しているのなら、
「何位通過でも同じ」
なのではないでしょうか？
だって
「制覇」
するのは一カ国だけです。
ましてやアジアです。日本の目指す頂はワールドカップで、
目先の必須命題は南アフリカ大会予選突破。
ならば・・・と、ぶつぶつ言いつつ観戦していると、和歌山県
知事逮捕のニュース速報の直後に
「津波警報」
です。
後半戦の途中でしたが、流れが切れたタイミングで他局をザッピング
でチェックすると、さすがに「みなさまのＮＨＫ」は特別編成と
なっているところをみると、
「ただごとじゃないな」
と思いつつ、ＴＢＳに変更。
ゾクゾクと「予想される津波の高さ」や「津波到着予想時間」が
流されますが、一向に特番に切り替わる気配がなく、震源地となっ
た千島列島に近い
「札幌ドームで中継しているＴＢＳアナウンサー」
は何も触れずに、空回りの「煽り」を吹かしまくっています。
そこで「大したことないのかな」と、サッカー観戦をしていると
試合の終盤になって
「ここで臨時ニュースをお伝えします」
サッカーは小さくワイプされました。そのワイプは時々消えてし
まいます。
状況は「３対１」で日本が勝っているとは言え、２点差以上で
逃げ切らなければならない状況で、サウジに押されています。
臨時ニュースを伝えるアナウンサーが警告します。
「くれぐれもご注意ください」
・・・ニュース速報で流れていた津波到着予定時間が９時１０分。
特番が入ったのが８時４５分過ぎ。
「ＴＢＳは津波の早さを知らないのか！」
とテレビに向かい叫んでしまいました。
もちろん、現地では防災放送などでもっと前から、誘導をしてい
るのでしょうが、
「波が来る（かもしれない）直前になって特番」
とはどういう神経なのかと疑ってしまいました。
民放他局のように「録画放送」ならともかく、震源地に比較的近い
「札幌で生中継」
をしているのですから、空回りしているアナウンサーに
「今、千島列島で大きな揺れが感じられました。
津波警報が発令されている地域もありますので、沿岸付近の方は
くれぐれもご注意ください」
といわせたってサッカーファンが怒るわけがありません。
それともスポンサーが怒るのでしょうか。
サッカー中継中なので「報道」しなかったとするなら、あまりにも
硬直化しています。
組織としての末期の硬化現象なのかもしれません。
