勝間和代さんが大ブレイクしている背景に
「本を読もう」
とキャンペーンを張っていることも理由ではないかと見ています。
なにせ「出版不況」はもう10年以上となり、おりからの新書ブーム
もピークアウトして、ブログ本も伸びず、携帯小説は飽きられはじめて
いるなかでみつけた鉱脈というか救世主のように映るのではないかと。
自己啓発系につっこみをいれるのは「野暮」ですが、著書の中で
「ベストセラーは中身が薄い」
というのには笑いました。ベストセラー作家としてのリスクヘッジ
だとすれば見事です。
さらに「テレビ(メディア)は見るな」といいます。
・・・これはビジネスモデルにより異なります。
コンサルやセミナー講師の場合、テレビで語られるようなことを
話していては高額な請求書を切れません。何せ顧客は「勉強好き」
ばかりです。情報のコレクションが好きな連中を相手にするには
テレビなど見ている暇はありません。
が、しかし、普通の商売や特にWeb担当者にテレビは必需品です。
だって普通の商売の客はそのテレビを見ている人たちですから。
そして一般人の特性として
「未知の情報より知っているものに安心する」
ものです。ここが木下ベッカム・・・もといテレビを薦める理由です。
私の朝は忙しい。フジテレビと東京MX、テレビ東京に
ケーブルテレビ足立、テレビ朝日をザックリと眺めて、日テレも
欠かさず、時にNHKのBSニュースを拾い、教育テレビをフォロー
することもあります。TBSはみのさんがしゃべっていないときだけ
みることも。で、同時に新聞を読んだり散歩したりしています。
■心得其の107
「木下ベッカムを知っているか。情報収集にみるWeb担の問題」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/02/04/4889