宮崎謙介「育児休暇」に噛みつく蓮舫の限界

 自民党衆議院議員 宮崎謙介氏が「育児休暇」を取りたいといったことに、波紋が拡がっていますが、小選挙区から選出されたのであれば、後は有権者が決めること。

 パートナーの金子恵美(めぐみ、ミンスじゃないほう)氏も小選挙区出身で、どちらも対立候補との僅差で勝ち上がっていることを思えば、それを支持するかどうかは、次の選挙で明らかになることでしょう。

 宮崎謙介氏といえば、加藤紘一氏のご令嬢、現衆議院議員 加藤鮎子氏(もちろん自民)と婚姻し婿入りしていたのは有名な話しですが、経歴からなぜか「ドリコム」が削除されているのは、ほじくられたくない過去でもあるのかと勘ぐりたくもなりますが、いずれにせよ「元妻」と同じ職場とは、舛添要一氏と片山さつき氏の例もあり、自民党とはなかなか「オープン」な党です。

 一方、ホッとしているのは、相変わらずの民主党の体たらく。宮崎謙介氏の「主張」に対して、岡田克也代表は「一般の場合は休みを取れば給与は削減される。国会議員もそういう法律を作るなら一案だとは思うが、今言われているのはそういう話ではないようだ(産経新聞)」と批判。

 蓮舫代表代行は、さらに突っ込みます。

 仮に私の選挙区で、宮崎謙介・金子恵美両氏の主張をする議員が立候補すれば、私は票を投じません。「政治家」とは、普通の仕事=労働ではないと考えるからです。ましてや、職場=国会で嫁を探し、子を作り、育休を求めるとは、いささか欲張り過ぎでしょう。育休を取りたければ、その制度のある会社に転職すれば良いだけのことです。

 あるいは、これは岡田克也民主党代表が指摘するように、まず法律を整備してから子作りをするのが「道理」と考えます。また、今回の経験をもとに、法整備を訴えるのならば分かりますが、「子供できた、休みたい」との主張は幼稚すぎます。

 いずれにせよ、有権者が決めることですが、ホッとしているのは、宮崎発言を「好機」と捉えられない、民主党の蓮舫の政治センスの無さです。

 だって、宮崎発言を「錦の御旗」にして、

「夫婦共に育休義務化」

 と、かなり無理筋の法律を呑ませることは難しくても、「育児に理解のある民主党」という国民へのアピールにはなったからです。

 結局、民主党とは反対し、揶揄するしか能力のない政党で、民主党に投票するということはテレビコメンテーターに政治を預けるのと同レベル。お陰様で自民党の一強体制はしばらく続きそうでホッとしております。これはこれで問題はあるのですが。

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