はっきりいってスマホを使えばバカになります。スマホの活用事例をもって反論することは可能でしょう。ネット検索やコミュニケーションツールとしてはもちろん、執筆や映像記録、本稿で記したように卒論までスマホで執筆する大学生までいると聞きます。だから、バカにはならない・・・って、それは特殊事例と呼ぶのです。
卒論を書いたあと、その大学生はスマホで何をするのでしょうか。博士論文もスマホで執筆するのでしょうか。あるいはアプリの開発でもするのでしょうか。リーマン予想を解くために駆使するのでしょうか。そんなことしないでしょう。LINEとゲームが関の山。
これを悪いとは言いませんが、スマホに限定された情報刺激にドップリ浸かっていれば、鍛えられる脳の領域と機能、加えて身体能力も限られ、結論的に「バカ」になるということです。
そんなことはない! という反論の論拠は大抵傲慢です。
「俺はそうじゃない」
だからです。世間はそうなんですよ。自己を律すればスマホでバカになることはありませんが、律することが難しいから世間は不確実性に溢れ面白いのです。
■マイナビニュース
スマホを使うとバカになる?!スマホが奪う多様性による脳0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/270/index.html