PAC3とミサイル防衛と朝日新聞

日本全国が攻撃対象。そしてミサイル発射準備。あきらかに「宣戦布告」です。

報じたのが新聞とはいえ言論の自由が保証された日本の東京スポーツの報じる宇宙人の記事とは異なります。若干ニュアンスは異なりますが、日本のNHKが中国全土が攻撃対象だと報じたときに、彼の国が座してミサイルを待つことなどないでしょう。いや、世界中でそんな馬鹿な国はありません。

この期に及んで、平和ボケした日本のメディアは、ミサイル発射後の被害を想定して眉根を寄せます。SM3での迎撃に失敗したときのPAC3も外れたときに被害はどうか?

でるにきまってるじゃん

それが攻撃されるということ、防衛の限界です。ましてPAC3のレベルなら、迎撃に成功してもミサイルの破片が都市部に落下する可能性は当然あります。では危険ではないかと問われれば

危険です

では、ミサイルが無傷で着弾するのと比較すれば

安全です

とは、要するに大事故となるか、器物損壊程度で納めることができるかの違いです。それが

ミサイルを撃ち込まれること

なのです。撃たれたら被害をゼロにすることは困難を極めます。この期に及んで朝日新聞は

PAC3配備、一転アピール 防衛相、ちぐはぐ対応

と防衛大臣の言動を詰ります。朝鮮日報新聞の和名が朝日新聞なので仕方がありません。そういえば、先日ネット選挙への取材申し込みがあり、返事を出したのですが、そのまま見事に放置しているのもこの新聞社の記者で、党からの指令に忙しいのだろうと目を細めております。

そしてまたぞろこの議論。ミサイル防衛にたいして

ピストルの銃弾をピストルの銃弾で弾く行為

とは寝言です。むろん、100%成功すると約束できる攻撃も防衛もありません。みな100%に近づける努力はしますが、100%になると保証するのはサッカー日本代表の勝利を予想する松木安太郎さんぐらいでしょう。銃弾に銃弾の論理は、

紙飛行機が無事に着陸できるか

という議論と同じ。火薬により打ち出されるだけの訛りの銃弾と、ハイテクのかたまりであるパトリオットを同列で語るのは愚かを通り過ぎて喜劇です。

大切なことなので繰り返します。ミサイルは撃たれたら、某かの被害が出ることを覚悟しなければなりません。これが現在の日本です。だから敵基地攻撃能力が不可欠で、その為の法整備も急がれますが、ことこれに至るとみな貝になります。だから仕方がありません。ちなみに出自から当然ではありますが、辺真一氏の本件に関する「国際情勢の分析」はことごとく間違っています。北朝鮮を擁護するためには、詭弁も妄想も希望もないまぜです。そして彼を専門家のように登場させるのもの日本の現実です。南無。

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