森高千里がCMを務める「うちのごはん」キッコーマンCM。最悪のCMです。キッコーマンってこんな会社だったかな? と小首をかしげ調べてみると、9年ぶりに創業家から社長が生まれていました。
それが理由かは分かりませんが、「うちのごはん」のCM。こどもがもう一品をねだる。これだけで下品というものですが、子供のワガママを見逃す時代として目をつぶったとします。
「すき焼き肉豆腐編」では「もう一品欲しいっす」とクソ餓鬼・・・と子供に罪はありません、台本ですから。で、その前に列ぶのは「お刺身盛り合わせ」。これでおかずには充分です。というより、問題は
「刺身と肉系の組み合わせ」
どちらをどちらでも、生臭さが際立ちます。あるいは味覚バカを創り出そうとしているのでしょうか。むしろ、こうした食べ合わせを気にしない会社の調味料に不安を覚えます。
そしてもう一つの「キャベツのごま味噌炒め編」も「最近、ぼく野菜不足かも」。子供がこれを感じるとは末期的症状。食卓には唐揚げ。
どちらのCMからも幸せな家庭が見えてきません。そして経営者は創業家に戻りましたとさ。