日本のWEB業界の最大の問題なんでしょう? これはいまの民主党政治に
も通じる問題です。円高がすすみ、今朝方には日経平均は9000円を割り
ましたが、放置している菅首相と政府、そして与党民主党内から聞こえてく
るのは「党首選挙」というお家の事情だけです。昨年、政権交代をなした
ときにも指摘したのですが、
「民主党にあらずんば人に非ず」
という平家の論理の裏返しで、民主党党員にとって最大の関心事が
党首選挙で、ある以上、人で非ずの民主党党員以外の関心事は二の次
三の次ということ・・・なんでしょうね。
私が消去法的自民党支持だから揶揄しているのではなく、少なくとも
自民党時代はマスコミの厳しい突き上げと、仲良しの経団連からの
クレームもあり某かの「対策」をとっていたであろうからです。受動的
でも行動した自民党と、批判しないマスコミと距離を置く経済界により
なにもしない民主党のどちらが「国民の生活」の役に立つのだろうかと。
と、まぁこの手のネタは「マスコミでは言えないこと」で書くとして
WEB業界の問題点もここに重なります。
「ビジネス実務」
に疎い人間が啓蒙活動をしていることです。
ジャーナリスト、コンサルタント、評論家。
存在意義は認めますが、「売買」に参加していない人たちが多いこと
から「理想論」を垂れ流します。本稿の「ヤフー対策」もそのひとつ。
民主党の「理想論」はメッキがはがれかけています。
WEB業界も
「商売を知らない人間が既存のビジネスを破壊する」
などという妄言を戒めるようになればグーグルに勝つ企業も
登場するかも知れません・・・が。
■グーグル提携の前に霞む"国民の生活が一番"と「ヤフー対策0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/076/index.html