満を持すを万を辞してしまっては

誤字脱字やらを指摘しだすときりがなく、自縄自縛となるのです
が、やはりおかしなものは気持ちの悪いものです。

ブログやメルマガのネットの中では校閲がはいらないので、
許容範囲と考えているので「新聞」と名前が付くと首を傾げてしま
います。

「東京IT新聞」
http://itnp.net/

無料のIT業界紙で、眉間にしわを寄せて鼻をつまんでしまいが
ちな業界情報を得るのに重宝しています。

ホームページ作りなどをしていますが、IT業界のお気楽ご気楽
無責任煽り系ユートピア風土が嫌いなことから、放っておくと遠ざ
けてしまうので、意識的に

「嫌いな情報」

に接するようにしているのです。

その今週号の一面記事に「iPhone」が紹介されていました。
iPhoneはマッキントッシュの・・・いまやiPodの
アップル社が発売する携帯電話機です。

国内ではウィンドウズが常識となりましたが、生誕地アメリカでは
根強いマックファンという土壌にiPodの大躍進があり、iPhone
にも熱視線が注がれています。

その興奮を伝える記事の締めに下記の一文が

「米アップルファンは新しい製品の発売時には、万を辞して徹夜で
ショップに並ぶのがお決まりらしいが・・・」

・・・満を持す。弓矢をいっぱいに引き絞りいつでも射ることができる
状態のことだったはず。

万を辞するのは万(よろず)を辞めるということでしょうか。
万の字を使うなら「万難を排して」かと思うのですが。

と「ネットで検索」してみると「万を辞して」がでるわでるわ。

この記事を書いたのは署名記事のパブリックジャーナリストの方。

本旨でないところでのツッコミは野暮だとは解っているのですが、
私の記憶が間違っているのかと「満を持す」を確認するのに図書館にまで
いってしまいましたので紹介することに。

皆さんが「万を辞し」て探しに行かないように、満を持して
お届けしました。

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