若者批判のサンデーモーニングから学ぶこと

若者批判のサンデーモーニングから学ぶこと

 フジテレビと並び、低視聴率がなにかと話題となるTBSのなかでも、コンスタントに高視聴率を叩き出している日曜朝の情報番組風政治活動番組『サンデーモーニング』。

 日曜の午前中に13〜15%程との高視聴率の何割かは、確実にアンチが支えていることでしょう。

 私も可能な限り見ており、とりわけCMを覚えておいて、商品購入で迷い二者択一のときは、この番組のスポンサーでない方を選ぶことにしています。

 報道番組とみると、散りばめられるフェイクと偏向に苛立ちもしますが、バラエティ番組にカテゴライズすれば、

「また、バカいってら」

 と嘲笑を投げつけることもできますし、この番組はなによりも「言論の自由」を体現しており、番組のご意見番役 岸井成格氏が「特定秘密保護法」や、いまの「共謀罪(なる法案はないが)」による言論の自由が脅かされるという危惧が、ただの老人の妄想だと証明し続けているのですから、コント番組に位置づけることもできます。

 森友学園に・・・というより、第2次安倍政権発足から、手を代え品を替え、あの手この手とすべての手を尽くしての、政権攻撃を加えながらも、下がらぬ支持率に、この番組もようやく気がついたのでしょう。

 そもそも論では、いままで気がつかなかったことが異常であり、なにより安倍政権が「国政選挙4連勝」という離れ業を見せていることにも気づかないところからも、やはり「報道番組」でない証拠を見つけるわけですが、ともかく「支持率」に着目した番組企画が、ネットで炎上していました。

 番組のさわり(要約)を述べれば、内閣発足から4年を経ても、いまだに5割前後の支持率を「高い」と認めたところはちょっと驚き。なぜなら、彼らパヨク、すなわち劣化した左翼どもは、現状認識能力に甚大なる欠陥を抱えるからです。

 例えば反安倍陣営の国政選挙における敗北もそうですし、SEALDsを若者の代表と設定したこともそうで、枚挙に暇がありません。

 ともかく「高い支持率」と認めた上で、その分析を埼玉大学 社会調査研究センター長 松本正生教授に委ねます。埼玉大学は余程うれしいのか、番組出演を新着情報として公式サイトに掲げていました。

 松本教授は2つ理由があるとし、まず高齢者の支持を挙げ、それは株高による資産効果とします。

 一般論ながら株高の恩恵をうけるということはリスクマネーで資産運用しているということ。果たしてどれだけの高齢者が「財テク」をしているのか疑問です。

 定期預金とかタンス預金で資産を持つ高齢者の場合、株高の先に起こるインフレより、実質所得が増えるデフレを歓迎するからです。

 大学の教授先生に愚見を述べるのは僭越ながら、高齢者の自民党支持率が高い理由は「民主党政権という悪夢の忌避」ではないかと見ています。

 これは資産運用に連動し、失敗してもリカバリーのチャンスが残る中年期ぐらいまでなら、株やFXなどのリスクを取ることも可能ですが、残り時間が少なくなると計算しやすい「安定」を求めるものだからです。

 加えて十分に備えた「経験」が、「自民党以外」を忌避しているとは、私のフィールドワークからの「消去法的自民党支持説」です。

 松本教授が挙げた理由の2つめは「若年層の支持」で、これは各種投票の調査から明らかになっています。18才から投票権が与えられた昨年の参院選でも、若年層になればなるほど「自民党」の支持が高まっています。

 これを受けて番組コメンテーターは発狂。若者は変化を嫌うとか、無知だとか言いたい放題。見苦しいとしか言いようがないレベルなので割愛。以下、有名ツイッター民「DAPPI」さんを貼っておきます。

 往年のコント番組「8時だよ全員集合」において、人の話を聞く大切さを教えられたのが「しむら、うしろ!」。背後から迫る危機を教えてあげた観客の声を無視し、若き日の志村けんは、主にいかりや長介にしばかれたものです。

「賢者は愚者から学び、愚者は賢者からなにも学ばず」とは、バイト先の更衣室に貼られたカレンダーにあった格言で、心がけ次第でどんな状況にも学びがあると意訳して、座右としている言葉であり、賢者と自称するほど傲慢ではありませんが、番組からの発見もありました。

 関西学院大学総合政策学部客員教授 大崎麻子氏の発言。

「安倍政権が若者に高い支持を受けているのはわかる。本来リベラルの政策をやっているから」

 ウィキペディアで引いて、彼女が同学年と知り、呆れる限りですが、そこには「タレント」ともあったので、さもありなんなのかも知れませんが、安倍晋三氏の政策は、世界的に見ればリベラルに属し、フランス革命にはじまる左右の分類が、すでに時代遅れとはいえ、人によっては中道左派に分類します。

 外交専門誌『フォーリン・アフェアーズ・リポート』の2017年5月号に掲載されたG・ジョン・アイケンベリー プリンストン大学教授(国際関係論)の

《トランプから国際秩序を守るには
――リベラルな国際主義と日独の役割》

 では、

《日本の安倍晋三とドイツのアンゲラ・メルケルという、リベラルな戦後秩序を支持する2人の指導者の肩にかかっている。》

 とトランプ流の政治術への対抗手段として日独の政治指導者の名を挙げています。

 パヨクの凋落が激しいことは、たびたび報告していることではありますが、先の大崎氏の認識こそが最大の理由でしょう。

 首相は否定していますが、移民受け入れに門戸を開く、外国人労働者の受け入れ拡大とはグローバル化であり、金融緩和はリベラルの十八番(おはこ)、なにより加計学園騒動の本質は「岩盤規制の打破」であり、言うまでもなく「改革」に属する政策。そしてトランプがイチ抜けたと叫ぶ「TPP」などまさにそれ。

 アベッちはリベラル。なのです。

 そしてリベラルと愛国者は相反するものではない、とは「月刊正論7月号(絶賛発売中)」のなかで、前衆院議員杉田水脈氏が報告した「フランス大統領選挙」からも明らかで、極右とレッテルをはられたマリーヌ・ルペン氏でも、選挙戦に勝利したマクロン氏の陣営にせよ国歌「ラ・マルセイエーズ」が何度も歌われていたとあります。

 フランス国歌の歌詞は勇ましく、その4番の邦訳をウィキペディアから引くとこんな感じ。

戦慄せよ 暴君ども そして国賊どもよ
あらゆる徒党の名折れよ
戦慄せよ! 貴様らの親殺しの企ては
ついにその報いを受けるのだ!

 元は「軍歌」というだけではなく、自衛のための戦力保持は、永世中立国のスイスですらしていることで、また、国に誇りを持つのは当然のことで、安倍首相は世界標準で当たり前のことをいっただけで、憲法改正にせよ、人間社会のルールなら、その時代に応じて変えるのは当たり前のことで、むしろ何が起きても変えないとはオカルトです。

 ここにパヨクの劣化が急速にすすんだ理由をみつけます。安倍晋三という政治家を保守ならばまだしも「右翼」「極右」と設定したことで、その後の首相の行動のすべてに説明がつかなくなってしまったのです。

 間違った前提に立てば、すべての発言が間違うのは自明。

 炎上した「若者批判」も同じこと。繰り返しになりますが「SEALDs」らのデモに対して「若者も声を上げた」と、まるで若年層の総意のように持ち上げていたのは、それが限られた極一部の変わり者だという前提に立っていなかったからです。

 先のコメンテーターらの発言しても、

「自分が信じる若者像」

 からのもので、現実にライブで生きている若者ではなく、彼らの脳内にいるだけの若者とのズレに対して、現実を修正しろという怒りが込められているからです。平たく言えば子供のワガママ。

 そんなワガママに辻褄を合わせるために生み出されるのが「陰謀論」ですが、まともな日本人ならこれへの付き合いは限定的。一度や二度は信じても、繰り返される

「戦争になる。軍靴が聞こえる。危機が訪れる。監視社会になる」

 とのパヨクの警告を「狼少年」と位置付け、善良なる日本人は攻撃こそしませんが、愛想笑いを残して距離を置くことになるでしょう。

 そしてパヨクは落日を迎えています。

 そこに「サンデーモーニング」の功績は大きいと言えます。なぜなら、彼らの「本音」と「本性」を晒し続けてくれているからです。

 それをせっせとネット民が保存し拡散し、多くの日本人が、パヨクの正体を知りました。

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