山口敬之氏の準強姦逮捕状を報じる「週刊新潮」は、より深刻な「忖度」をスルーしている

 森友問題から北朝鮮の挑発まで、八面六臂の活躍を続けた山口敬之氏に文春砲ならぬ「新潮砲」が炸裂します。

《「警視庁刑事部部長」が握りつぶした
「安倍総理」ベッタリ記者の「準強姦逮捕状」》

 とおどろおどろしい見出し。
 民進党の参院議員である有田芳生氏が、早刷りを嬉々としてTwitterで拡散していました。確か彼はジャーナリストを名乗っており、発売前の早刷りは仁義として非公開のはず。

 有田芳生氏はネット上では珍重されており、繰り返しネタを提供してくれる御仁。自然と興味は高まりコンビニで購入。「dマガジン」でも読め、また、前号から古市憲寿の連載も始まり、価値が毀損していますが、西原理恵子画伯の漫画は「紙版」でないと読めないと、端的にいえば「物欲」を満たすために購入しました。

 結論を述べれば、羊頭狗肉の週刊誌記事。忖度はありましたが、それは「TBS記者」という当時の山口敬之氏の経歴へのものに過ぎません。

 見出しからすれば、まるで官邸の命令で準強姦事件が握りつぶされたとの印象ですが、これは森友騒動よろしく、火のない所に煙は立てるもの。

 準強姦で訴えられたのは事実でありながら「不起訴」になった事案で、記事によれば山口氏には妻子があり、つまりは「ゲス不倫」の可能性は高いながらも、かなり無理筋。

 定期的にライバル誌「週刊文春」に寄稿している人気記者つぶし・・・とはこれまたゲスの勘ぐりながらも、下半身スキャンダルとして切り取れば、それに見合うだけのゲスな証言満載。

 安倍政権を叩こうとする目論見が上滑りした、そんな記事です。つうか、警視庁の偉いさんが、大メディアの記者に「忖度」したほうがヤバイ気がするんですがね。権力とメディアの構造的癒着ですから。

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