フジテレビの凋落が激しいですね。本日発売の週刊文春では、ついに「バイキング」がテレ東に並ばれたとのこと。わたしが可能な限りチェックしているのは、通学路に見つけた○の死体を、目を背けながらも毎日チラ見してしまうあの気持ちです。だから毎日、チラ見。もっともながいのがサンドイッチマンによる「地引き網」ですが、これも最長5分ほど。
「見るに堪えない番組」
ってあるんですね。
帯番組の重複もカウントして発表する、産経新聞の週間視聴率ランキングで、先週のベスト20にはいったのは18位の
『サザエさん(14.4%)』
だけ。ベスト30に広げても27位の
『HERO(14.0%)』
って映画だっけ? だったら番組じゃないじゃん。
先週末の土曜日、土曜日大工(DIY)をしながら、テレビ音声を聞いていたのですが、運悪くプロ野球とゴルフばかりで、仕方なくフジテレビにチャンネルを合わせると
『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』
の再放送か何かで、やたら慣れた、というか馴れ馴れしいレポーターだなぁと思えば、元フジテレビ社員の「中野美奈子」で、彼女は旦那の海外出張に帯同するとかで、会社を辞めたはずが、別の番組にはしっかり出演している所を見ると
「小倉智昭が大嫌いだった」
という噂はどうやら事実でしょう。
そしてMCを詰めていたのが、同じく元同社社員「高島彩」。
中野は高島を「高島先輩」と呼び、高島は「みなちゃん」と中野を呼ぶ。とても10年選手の社会人が、公共の電波で呼び合う呼称ではありません。
あるいはそれが番組の「売り」かもしれません。ならば、部外者はお呼びではありません。先輩とちゃんづけの呼称は、舞台裏の身内や社内の会話だからです。
それが「社員」ならば、見逃しようもあります。例えば「経費削減」。ぼんくらであっても、社会人としての常識がなくても、フジテレビ社員なら経費削減に繋がると言い訳になります。
しかし、辞めた元社員は外部スタッフ、タレントです。
さらに低視聴率と、同じくTBSの元女子アナ、小林摩耶のドジっ子ぶりが視聴者に嫌われている様子だけが話題に上る、「いいとも」の後番組
『バイキング』
では情報の捏造疑惑があります。
「ヤフー急上昇ワード」
というコーナーでピックアップされる「話題」が恣意的なのです。
仮に月曜日の放送で、金土日のネットニュースが取り上げられるのは仕方がないとしても、木曜日に日曜日のように、
「急上昇している期間が不定形」
なのです。ならば、なんでもやり放題。馬脚が確定的となったのは昨日(2014年7月8日)の放送です。
同社社員 加藤綾子が紹介する「ワード」に
「ダルビッシュ、オールスター選出」
がないのです。
この春頃に週刊文春が報じたのは加藤綾子とダルビッシュ有の焼肉デート。本人らは交際を否定していますが、二人がデートしていたのは事実で、もちろん、大人同士のことですから非難されるものではありません。
ところが一切触れないどころか、ランクインしていないのは「捏造」です。
割を食ったのは「マー君」こと田中将大。彼も選手間投票で選ばれたのに話題にもして貰えず。して欲しいと思っているかはわかりませんが、いずれにしろ「看板に偽りあり」では、視聴者の信頼を失うのは明らかで、なんだかんだいって視聴率は正直です。