ミクシィページというものを始めたので、その記念に書き下ろし
た「天罰」についてのエントリーが大変好評なので、こちらでも
紹介します。一部、手を加えています。さりげなく誤字訂正も。
＜「天罰」を受け入れる人、非難する人＞
ツイッターで石原慎太郎都知事を「人間じゃない」とまで罵る
輩がいる。
戦中生まれで、戦後裸一貫で商売を立ち上げた、現在７０前後の
社長は、営んでいる事業も、成長過程も違うのに、石原都知事の
「天罰」
発言に頷いている。何もないところから積み上げた発展と
繁栄に、謙虚さの喪失を発見したと、みないう（筆者要約）。
ところが戦後生まれで苦労していない（本人の自己申告や
受験戦争は別として）人間ほど、慎太郎を嫌うというのは私の
周辺フィールドワークからの結論。
特に「天罰」について「酷い」と批判する連中は、自分と
切り離した視点から怒っており、頷く人たちは、我が身も含めて
の「天罰」と受けてとっているところが興味深い。
つまり無意識下で「他人事」と思っている人は、言葉を非難し、
我が身と重ねる人は言葉のチョイスに異論はあっても大意として
共感している。
余談ついでに民主党支持者とアンチ石原は重なり、その支持者は
鳩山や菅を生み出したコトへの反省を口にしない。
以上。補足すると「被災者を考えたら天罰なんて口にできない」
というのが「他人事」。被災者だけではなく、日本国への「天罰」
ではないかというのが慎太郎発言の主旨。ただ
「俺様にバチなんてあたらないぜ」
という方が慎太郎発言にお怒りになるならご自由にどうぞ。
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