総選挙私的総括

 メルマガの号外でもだそうかと思っていましたが、あくまで
「考えようよ」があちらのテーマである以上、結論に述べるのは
野暮というもの。終戦を迎え、選挙違反にもならないかという
ところで感想を述べることに。

東京13区の平山たいろう氏の当選にはガッカリですが、
ただ、民主党支持者も公示直後は彼の人となりに愚痴をこぼすも
投票日が近づくと「それでも」と傾斜していき、政策などは
ひとまず置いておいて「政権交代」にすがる様にこれは
致し方がないのかなぁと呟いておりました。まさしくこれは
「郵政選挙」と同じです。これまた民意。

そしてお隣の東京12区で青木愛氏をみました。はっきり
いって交通の邪魔をする街頭演説に「うぜぇ」と呟きつつ
そこで突っ込みをいれれば下手をすれば「選挙妨害」となる
ので手出しができず苛立ちを。ちょこっとしゃべってすぐに
移動するスタイルは小沢一郎直伝とのことでまぁ僅かのこと
ですが、驚いたのはその移動に際し助手席に乗り込み、
そのわずかな時も人を見つけると笑顔で頭を下げる姿・・・
は、どこでも見ますがその目が陶酔・・・あれはそう、
「オ●●シスターズ」のようで、これは卑下しているのではなく
信仰に近いほどの民主党、または親分への帰依心を垣間見てこう
呟きました。

「この選挙区は宗教対決だな」

公明党、民主党、幸福の科学、紅い党の戦いでした。

そして結論から言えば

「よく100議席とったな自民党」

自民と民主がそっくり入れ替わったということで、
これが国民のバランス感覚なのかなぁと。

ただ、面白いのが前回の郵政解散選挙で自民党の
圧勝に際して

「わぁと、一方向に走るのが日本人の特性で危険性を含む」

其の先に「軍国主義」と結びつけた的な論調が多かった
のに、今回はその論がないこと。

小泉純ちゃんというアイドル(偶像)がないと、其の論で
叩くと「視聴者」という客に耳障りの悪い話になるからで
しょうか。

私の興味の対象は朝日新聞とテレビ朝日がいつまで民主党を
露骨に応援するか。彼らは民主党支持者というより反日主義で
だとすれば「与党」になった民主党に手のひらを返すのでは。

その点で言えば読売新聞と産経新聞は、投票日が近づくにつれ
民主党の「課題」を指摘して、国民に考える材料を提示し
結果が出た今朝は比較的淡々と事実を並べているようで私は
好感を覚えました。

いま世論でいわれるマスゴミ論ってテレビの悪弊に依るところが
大きいのではないかとも。

最後になりましたが民主党支持者の皆さん、おめでとうございます。
これからは「叩かれる側」です。それも政権交代の果実です。
そして「身内に萎える」のも与党ならでは。

政権交代がなりましたので本音を吐露しますが、ぼっちゃんは
もういらない。少なくともリーダーになっちゃダメ・・・って、
あぁ今度も順当に行けば坊ちゃんでしたね。ま、ハニームーンと
いうか3ヶ月ぐらいは批判しませんが。お手並み拝見と。

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