坂の上の雲(文庫本3巻)

 正岡子規が旅立ち、日本は国際舞台に向かいます。
それは「戦争」です。

日露戦争は教科書で数行習った程度の知識ですが、まぁどれだけ
アジア人がバカにされていたのかをもっと教えるべきだと歯噛み
します。

ロシアがどう日本を蹂躙するか。
世界の話題はここに集まっている中、日本人は必死に互するため
の準備に明け暮れます。勝つための努力ではありません。負けない
ための努力です。

ロシアが日本を「いびり」にくるのは既定路線で、仮に負ければ
北海道や対馬がとられることもまた東京駅の隣が有楽町駅である
山手線のように確かです。

つまりは「負けられない」のです。
そして尾ひれがついて伝説となった「バルチック艦隊全滅」へと
繋がるのですがこれも悲壮に照らされた「やむなく」で、そのため
に主人公のひとりである秋山真之は古くは水軍にまでその秘策を
求め、人生をその一点に捧げていきます。

また本書から「ロシアくささ」がたびたび紹介され、今日の
プーチン帝国を読み解くひとつの手引きとなります。

まぁ当時から約束を守らない国家だったのだと。

■坂の上の雲(文庫本3巻)
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