政権交代ならETCはいらない

 ETCの補助金を目当てとカー用品店ではETC車載器が飛ぶよ
うに売れています。先週、店を4軒廻ってみると、どこも黒山の
人だかり。説明もそこそこに購入していき、いつもはうっとうしが
られる店員が大人気です。

安い機種は7800円で値頃感のある商品が14800円ぐらい
でした。貼り紙があり「次回入荷未定。品切れゴメン」とあります。

最安値の商品で5000円の助成をさっぴいても2800円で
年に数度しか高速道路を利用しない私としては思案のしどころと
思いきやよく見ると「取り付け工賃」があります。

まぁカーショップの地味ですが確実な収益源でこれは仕方がない
と呟くもショップにより3000円〜5000円と異なります。
最安値で見積もって5800円の自腹購入で、700円の首都
高速が500円となっても29回で元を取ると見積もると、何年
先か分かりません。

さらにさらに目をこらすと「セットアップ料」なるものが。
能書きを見ると車検証を見ながら車両の個体情報を入力する
手間賃です。

これが約3000円。それが期間限定で約2500円ほどに。
首都高速42回分です。

しかもこのセットアップはORSE、

財団法人道路システム高度化推進機構

が管理しております。
個人で申請するすることができず、事実上加盟店を通じてしか
できません。

・・・この高度情報化社会のなかで胡散臭さが鼻をつきます。
それは普及しないe−taxのように。これは電子納税と
上段に構えますが、実態を知ると「税理士」しかできないという
かやらない仕組みで普及しないのは当然です。

こちらも公益法人ですが公益法人といえばセットなるのが

「天下り」

で調べてみると「理事長 張 富士夫」とあります。
元トヨタの社長で・・・ここに西松建設のような何かがと
いうのは邪推。役人がそんなに目立つことをしません。

理事長とありますが「非常勤」で実質のトップであろう
「常勤」の「専務理事」は村岡憲司さん。
国土交通省北海道局長が最終官職です。

つづいての「常務理事」も常勤の石原孝さんは
国土交通省大臣官房総括監察官でした。

他にも経済産業省や警察庁の名前もあります。

なんだかよく聞く構造に溜息が。

私は現在、消去法的自民党支持者です。が、次回の選挙で
民主党の有利は予想できます。

だからいいます。民主党支持者にETCに対してこの

「3ナイ運動」

を提唱します。ETCを・・・

「買わナイ、設置しナイ、セットアップしナイ」

そう、思い出してください。昨春の「ガソリン値下げ隊」の
ように活動するのです!

これには経済的根拠があります。民主党が政権を取った暁には

「高速道路が無料」

になるのですから、ETCも補助金も無駄となるのです。
その財源に経済的根拠がなくとも。

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