ネット世論は結構まともか

 外は暴風でも室内はうららかな日曜日の昼下がり。
午前に墓参し食後のお昼寝を。

厳しい経済市況に派遣村では寒風吹きすさぶなかな
良いご身分だなと罵られそうですが、人様に自分の
労働の大変さを開陳して同情を誘う趣味はありませんが、
まぁフリーターあがりの私がぼちぼち暮らすことが
できる幸運に感謝して自分を誉めてあげたい。

と、その穏やかさを引き裂くヒステリックな声が
テレビから流れて、たゆたう意識の中で意見を精査します。
これも職業病。何かが聞こえてきたらその正体を確認しな
いと気が済まず、睡眠は浅くなり神経は張り詰めており、
神経症とは同居するのは仕方がないかなと。

で、「日テレ・アクション」で検索してくださいという
番組討論で、詳しくは番組とサイトをご覧いただきたいの
ですがまぁネットで話題騒然の派遣村の村長さんやら
労働活動家や政府にもの申すことで稼ぐ人がまぁ見事に
集まって凡庸な救済論と企業責任を指摘します。

金美齢さんが自己責任論をぶつけると自己責任ではない
実態が分かっていないといいますが・・・実態については
最悪と最上のどちらを採用とするかで「派遣」のその
姿はまったく異なり排泄物と大豆系発酵調味料を同一視する
議論となります。

そして大人になった以上は自己責任であるのが私の立場で
この議論の場に足りないのは

「派遣社員、フリーター出身で普通の市民」

私はこの立場です。今の就労支援などの根本が間違えて
いるのはこの経験者の意見をほとんど採用せず、鑑みること
もなく、ハッキリと言えば

「労働経験のない識者や活動家が悲劇を訴える」

その声に耳を傾けるので実像がゆがむのです。
前にも書きましたがフリーターで堅実に貯金をするものは
少数派で、大多数が刹那的に生活しています。

で、1週間の英気を養うところで怒りを感じ、出演者の
経歴を調べるにその立場により、私の推論がほぼ正しい
素性がみえて当該サイトをチェックしてホッとしました。

書き込みの8割以上が

「派遣社員に問題がなかろうか」

「マスコミ報道はおかしい」

ということ。これも「世論」。ならばこれも報じるのが

「不偏不党」

なのですが、テレビは自身の「企画」という思想の前に
偏向するというナイスなケーススタディーです。

◆日テレアクション
http://www1.ntv.co.jp/action/2009/theme/7/2009/01/post.html

・・・それとも、派遣カッターされた人はネットチェックする
余裕すらないということでしょうかね。て、いうかネットにすら
興味が無く・・・っていうか、そういう報道などまったく興味も
食指も動かないとしたらそれはそれで如何ざんしょ。大人として。

ブログ村に参加してみました。宜しければ右バナーをクリックしてください→ にほんブログ村 政治ブログ メディア・ジャーナリズムへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください