関係各省庁による2兆円争奪戦

「定額給付金」について「いらない」と世論調査に答えた人は
足立区へお越しくださいな。我が町、足立区では定額給付金の受け
取りを拒否して「寄付」する制度を準備中です。

私は貰います。足立の制度は大変良いと思う反面、足立区の金の
使い方に首をかしげ続けているからです。だったら、地元の商店街で
コロッケを買った方が良いだろうと。

足立区の「産業振興」に関する「無駄遣い」についてはいずれ
特集をしたいと考えております。無駄遣いと身内で金を回す構造は
国のそれにそっくりです。

そして「正しい」こととして昨今流通しているのがこういう主張です。

「2兆円はばらまくのではなく目的を持って使え」

公立学校の耐震補強に、高齢者医療の充実等々もっともと頷くような
提案がなされています。これなどはもっとも顕著な「正しいという嘘」
と断じましょう。

だってこれを四字熟語で表すなら「本末転倒」なのですから。
ばらまくぐらいならこう使えというのですが、ならば予算枠を
とってやるべきことで、2兆円ありきの話ではありません。言葉を
選ばずに言えば、

「正義面して自分に酔っている」

ようにみえるのは私がまだ小正月まで正月とお屠蘇気分が抜けない
からでしょうか。

それではと、筋を通さないという政治姿勢を鮮明にしている
我らが麻生総理大臣がこういったとしたら。

「だったらやめた」

すると確かな野党はこういいだすのではないでしょうか。

「予算組みできる2兆円があるなら別の目的で使え」

ここでも政治姿勢のママに

「そうしよっか」

と2兆円をぱぁっと使うことにしました。さてどうなるか?

「関係各省庁による2兆円争奪戦」

の始まりです。結局、国家予算というか役人が勝手気ままに
使えるお金が2兆円増えるだけということです。

少しだけ想像力の翼を広げるだけで「正しい」って根拠を失う
ことが多いのです。

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