そうはいっても国民は不二家を待っている

さて、バレンタインデーということで「甘い」話しを。

あの「不祥事のあるある発掘大辞典」不二家が今月中にも
安全宣言をだして、一般菓子より販売を再開する見通しと
発表しました。

3月3日のひな祭り。
3月14日のホワイトデー。
卒業式、入学式・入園式。

まぁ早く売りたい気持ちは分かります。

が、どうでしょうか?
発覚以降「不二家ブランド」を過剰に持ち上げる報道が
繰り返されました。

「不二家はずっと日本人の味だった」的な。

メディアの

「持ち上げてから落とす」

典型的な手法です。そんな不二家がと。
しかし、どうでしょう? 特に都市部の場合、

「不二家のケーキ、食べてました?」

不二家しかない地域にとっては市場を占有しているので
圧倒的な支配力があるでしょうが、他に選択肢があれば
不二家でなければならない理由はありません。

もちろん、不二家のファンもいるでしょう。

しかし、

「工場内3秒ルール」

に創業家を頂点として上意下達のヒエラルキーのもと
起こった

「組織的不祥事」

がこれだけ短期間で解決したと見るのは「甘い」のでは
ないかと考えるのです。

体質を変えるのは時間が必要です。

そしてさらに「甘い」と見ているのが、

「不二家自身が不二家ブランドを過信してしまっている」

のではないかと。
「持ち上げ」の部分を額面通りに受け取り

「そうはいっても国民は不二家を待っている」

と。

「甘い」

アメリカ産のチョコレートよりも甘い。

次に不祥事が「発覚」したときが「最後」という覚悟が
ないようです。

だって不祥事や事故、製品トラブルは

「起こるもの」

なのに、そこへの取り組みが伝わってこないのです。

するとどうなるか?

トラブル発生→隠蔽。

です。そして「発覚」で「アウト」。

私の母親からそんな味はしませんでしたが、

「ミルキーファン」

のひとりとして悲しいのですが、不二家の再起は
「甘い」見積もりに見えてしまうのです。

次はないのですよ。不二家さん。

もっとも不二家がなくなっても「ミルキー」は商標を
移転して他の会社が作るの問題ないでしょうが。

鐘紡の「とろみが旨味の広東白湯麺」も、

「カトキチ」

からでているように。

ブログ村に参加してみました。宜しければ右バナーをクリックしてください→ にほんブログ村 政治ブログ メディア・ジャーナリズムへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください