入り口から出口までイレギュラーなのです。彼は。
読売新聞はひっそりと報じていますが、桑田の引退で大騒ぎ・・・するほどの選手でしょうか。 と、いっちゃいけませんね。アンチ巨人ファンですから発言資格がないのを棚上げして呟きます。
「ホームページしか発言する場所がなかったんじゃない?」
ということ。
飼い殺しが得意な巨人です。
仮に桑田選手がホームページで発言したことを事前に相談していたとします。
「真澄、そう腐るな。このオフじっくり身体を作って来期にかけろ」
と、そして年棒は
「過去の実績を考慮して」
微減とします。
そりゃそうです。
「金はある。よそにやるなら、飼い殺せ」
という川柳が床の間に飾ってあるような企業体質です。
また、道理が引っ込むまで無理を押し通す球団体質です。
・・・皮肉にも一番分かっていたのが清原であり、桑田であったのではないでしょうか。
PL学園の二人です。
巨人入りを熱望した清原を裏切って、大学進学を表明していた桑田。
巨人に指名されればあっさり進路変更した桑田。
そして、時は流れて「盟友 清原」が鳴り物入りで入団して、三冠王落合を追い出しておきながら、気がつけば清原もまた追われていく。
今の監督は「人事異動」で動かされる「サラリーマン監督」。
あの暴君と揶揄される影の将軍の気分次第で自分の席なんてなくなる歴史を見てきています。
ならば・・・ホームページだと。
30過ぎて自分探しの旅に出た元サッカー選手のように、自分も球団探しの旅に出ようかと。
つまり、桑田選手は読売巨人軍の飼い殺しに罪悪感を1gも感じないクレイジーな体質を
「入り口から出口まで知っている」
ということです。
爽やかさが売りらしいサラリーマン監督が
「筋が違う」
といったとかいわないとか。
筋違いは巨人のお家芸だったじゃないですか。