これをいっては身も蓋もないのですが、販促において重要なのは企画の中身です。磁気カードかICチップ、印刷された台紙であるかは重要ではありません。ましてやスマホかガラケーなどナンセンス。現場においては常識です。
にもかかわらず、イオンのように同じ失敗へと突きすすむかのように、ツールやデバイス(要するに機械や道具)にチャレンジするかといえば理由は2つ。まず「いいわけ」。失敗の理由をデバイスに転嫁することができるから。また、お金を使った方が仕事をした気分になる会社員は実に多く、これも同じ理由としてよいでしょう。
そしてもうひとつが「頭を使いたくない」から。販促の企画といっても、脳みそを使わない企画は、早晩ダンピング競走に陥ります。これは「売上」や「利益」という別の指標からすぐに問題が発覚します。反対に脳みそをフル回転させ続けるのは、販促を心の底から楽しめなければ続くものではありません。そして仕事を楽しめない会社員も少なくなく、結果的に0.2が生まれては消え、そして大して形も変えずにうまれます。
■マイナビニュース
CLOに挑戦するイオンが忘れて欲しいクーポン0.2
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