冤罪を叫ぶ人々が重なる影(片山祐輔被告を擁護した人々とネット社会 その6)

 片山祐輔被告が自白を始めたパソコン遠隔操作事件について、警察・検察による冤罪事件だと叫んでいた人たちは少なくありません。いや、ネット内では溢れるほどいます。

 ひとりひとり挙げはしませんが、その多くが「放射脳」の罹患患者と重なります。あるいは「集団的自衛権」の解釈を巡る議論の始まりに対して、軍国主義の復活、安倍政権の独裁の始まりと叫ぶ人々です。さらに「特定秘密保護法」への反対にもかなりの確率で重複します。

 そこに浮かび上がってくる結論は、いまウクライナや中国、そしてインドネシアにエジプトなど、世界中で流行している

「反政府活動」

 です。いわば最新トレンド(イヤミです)。

 とにかく、政府のすることに反対します。理由は相手が政府だからで、自民党だからで、安倍晋三だからです。国益など論外で、論理的な発想などかけらもありません。

 だから冤罪に飛びついたのです。政府を、国家権力を攻撃する材料ならなんでも良いのです。そして冤罪とする「証拠」を想像の範囲内で捏造しました。想像の範囲内なので表現の自由により保護されます。

 やっていることは安保に反対した「学生運動」です。
 ネットの普及が日本における学生運動を復活させました。

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