字数の関係で細かく記してはいませんが、会社員時代に編み出した見積もりの方法ですが、独自のノウハウを一般論に当てはめようというウェブ著名人の無理筋の主張ではありません。
題名は忘れましたが「印刷料金積算基準(だったかな)」とかなんとかいう業界向けの料金表でも確認したもので、他のデザイン事務所なども概念は同じと裏付けを取ったものです。
細かな料金については、各社により異なりますが、こうした一定の数値当てはめることで、価格に一貫性が生まれ、それが説得力となるのです。
本稿では触れていませんが、この効果は「値引き要求」に現れます。無理矢理の値引き要求でも、他社との比較が容易で、交換条件として「前金」などのリスク要因の排除を提案できるからです。
安くする代わりに前金でくださいと言える「裏付け」といってよいでしょう。
大企業などの成功話で「価格が決め手だった」と、無理と思われる値段をつけるのは、彼らはスケールメリットを最初から狙っているものでアリ、今回とは正反対の手法です。
■Web担当者Forum 第303回
値段に見つけるノウハウの集約。見積もりはリスクマネージメント
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/03/13/14875