メリットとデメリットは表裏一体です。
インターネットの発達により「検索」で多くの情報に触れること
ができるようになったメリットが、じっくりとひとつのテーマを
探求するチャンスを奪ったデメリットを生みました。
例えば「ウィキペディア」の情報は網羅的ですが、過ちも多く
なにより時系列に非常に弱く、正確性に偏りがあります。アニメや
オタク情報など詳しいようでありながら、当時の時代性を無視し、
作家やアニメーターが後付けで解説したことを「正史」として
公開しています。
ネットのない時代は、当時の雑誌を古本屋で探して辿ることで
完全に時代の空気(雑誌掲載の広告やタレントに表れます)を
フォローすることができたものです。
どちらが良いかは利用する立場と、その情報の重要性により
異なりますが、便利さや最新を礼賛することに疑問を感じるとい
うか馬鹿の所業に見えて仕方がありません。
だから、どうしてもWeb業界に批判的になってしまうのです。
■マイナビニュース
“次はLINEだ!”という煽りの前に「タダより高いものはない交流0.2」
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/177/index.html