朝日新聞がボヤッキーになった日。小川氏提訴は自爆ボタン

朝日新聞がボヤッキーになった日。小川氏提訴は自爆ボタン

 ポチッとな。

 リメイクされたアニメ作品が放送されていますが、「タイムボカン」シリーズにおける有名な台詞。

 敵方の三悪人の女頭目が「ドロンジョ」、番頭格でメカの開発と操縦を担当する「ボヤッキー」、力仕事の「トンズラー」。

 キャラクターの名前はシリーズ2作目「ヤッターマン」のもので、こちらの方が、認知度が高いので採用しております。

 ドロンジョが「やっておしまい」と命じ、ボヤッキーが必殺の一撃を喰らわせるボタンを押すときに「ポチッとな」と。

 ところが慌てて押すと「自爆ボタン」で「自滅」するというのが、このシリーズのお約束的ギャグです。

 文字通り「自業自得」を体現している訳ですが、いま、リアルでこれが見られそうなのが「朝日新聞」です。

 文芸評論家の小川栄太郎氏による『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』に対して、抗議と訂正、さらには賠償を求めていた朝日新聞が、5千万円の賠償金を求めて本当に提訴したのです。

 朝日新聞はついに「自爆ボタン」を押してしまいました。

■朝日新聞がボヤッキーになる日(動画版。論旨は本記事のままですが、文章にできない語りというか脱線が満載です)

 朝日新聞は報道機関であり言論機関です。言論を発する以上、批判されるリスクに自覚的でなければなりません。

 むろん、論外の批判や、誹謗中傷の類、そしてそれが執拗に繰り返されるようならば、名誉毀損や威力業務妨害などの法的手段も視野にはいりますが、小川氏は著書一冊にまとめ、世に問うたのであり、その内容に異議があるなら、反論により無効化すれば良いだけのことです。

 ましてや、公称600万部を越える大新聞です。折込チラシ業界の常識であった「押し紙3割」を当てはめても、いまだ420万の読者に自社の主張を届けることができる立場にあります。

 押し紙とは新聞社が、街角の新聞屋=販売店に押しつける、押し売りする紙という意味で、実際の配布数に3割増した新聞を買い取らせている、という噂が根強くあります。

 小川氏の著書は「ベストセラー」となり、7万部を突破したといいますが、毎日朝夕の2回、小川氏の60倍の読者をもつのが朝日新聞です。

 しかも、小川氏が朝日を捏造とする論拠は、その朝日の紙面をベースにしたものです。朝日は記事の作成過程からの内部情報を当然持ちます。ひとつひとつの捏造との指摘を「論破」した暁には、小川氏は赤っ恥をかき、版元の飛鳥新社とて謝罪広告をださなければなることでしょう。

 「言論」により捏造を否定できる能力を有し、かつ、少なくとも400万部を越える読者に「事実」を届ける手段をもつ言論機関が、その「言論」を使わず「裁判」に訴えたのです。

 つまり、朝日新聞は「反論する言論を持たない」と告白したのです。言論機関としての自爆です、ドカーン。

 これだけでも致命傷ですが、特定秘密保護法、テロ等準備罪などが議論されるたびに「言論の自由が犯される」と懸念を表明していながら、自分に対する批判に対しては裁判をもって沈黙させようとしています。

 彼らにとっての「言論の自由」とは正しくはこうなります。

「言論の自由(但し朝日新聞批判は除く)」

 独裁者でなければカルト宗教教祖の発想です。

 日本を貶めるときに、左派が得意げに引用する「海外」では、社会問題になりつつある「スラップ訴訟」と呼ばれるものです。

 大企業なり政府などが、力の弱い物書きに対して「裁判」をちらつかせ、時に金にあかせて腕っこきの弁護士を雇い訴えるのです。

 小川氏への提訴の賠償は五千万円とありますが、スラップ訴訟の神髄は裁判の勝敗にありません。

 著述家は個人事業主で、出版社の大半は中小企業で、どちらも限られた人員と予算でやりくりしているなか、「裁判」に応じるためには弁護士費用と、対応するスタッフが必要で、仮に裁判に勝ったとしてもこうした費用は賠償されません。

 裁判に直接かかった印紙代などは弁済されても、裁判準備に要した人件費や、それによる機会損失への営業補償はないと聞きます。

 スラップ訴訟を仕掛ける側にとって、裁判が長期化すればするほど目的が達成でき、一審で敗訴になれば二審を目指せば済むだけのことです。

 端的に言って「いやがらせ」であると同時に、法律を使った嫌がらせが世間に知れれば、資金力のない物書きは批判に躊躇し、資本力のない出版社は批判記事の掲載を見送るようになり、「言論弾圧」に成功する、という手口です。

 朝日新聞がいま、やっていることはこういうこと。だから、言論機関としても報道機関としても「提訴」したこと、そのものが自爆なのです。ちゅどーん。

「小川栄太郎! 往生せいや!」

 と爆破ボタンを押したつもりが、自分がドッカン。ボヤッキーな朝日新聞です。

 流れ弾を当てておきますが、日頃、言論の自由を声高に叫ぶ、ジャーナリストどもが、本件に沈黙を貫いているところに、連中が朝日新聞と同じアナのムジナだという証拠です。

 小川氏が「捏造」の代表例としているのが、朝日新聞がスクープとして報じ、菅義偉官房長官が当初「怪文書」と呼んだ、文科省の内部文書とされる8枚のペーパーです。

 この出所は貧困調査官、ビーチ前川こと、前川喜平氏との噂が根強く、なぜなら公文書につかわれるものと「フォント」や「書式」が違っていたからで、さらに文書の出所について閉会中審査で問われた前川氏は回答をはぐらかしています。

 天下りがばれて事実上のクビになったことへの意趣返しという見立てもありますが、それでもこの文書をちゃんと読めば、安倍総理がなにかの指示を出していないことは明らかです。

 なお、ビーチとは、彼が貧困調査に週に何度も足繁く通った、裏社会との関係も噂される「出会い系バー」の名前が

「ラブオンザビーチ」

 だったことから生まれたネットスラングです。

 話を戻します。

 ところが朝日新聞は、その明らかになるところの行には「影」を落とし読みづらくした「写真」を、スクープとして報じています。本文でのフォローもありません。

 まるで「意図的」にその箇所を触れずにいるかのようです。

 総理の関与がないと明らかな箇所を「超訳」するとこんな感じ。

「アベッチがやりたいってことにすればよくね? その方が話し早いべ」

 虎の威を借る狐というか、宮仕えの処世術というか、例えるならば忘年会、新年会の店を決める際、自分が肉を食べたいだけなのに「たしか部長、肉が好きだったようね」と議論を誘導し、魚ならば「課長が健康診断のコレステロール値を気にしていたよね」と和食や活魚の店にするのと同じです。

 安倍首相の希望を「忖度」したというより、自分たちの仕事をスムーズにするために「騙った」といったもの。

 これに触れずに朝日新聞は『新学部「総理の意向」』と見出しをうちます。小川栄太郎氏が「捏造」とするのは、こうした情報の切り取り方が、安倍首相への攻撃にばかり繰り返されていたからです。

 さらに「安倍叩きは朝日新聞の社是」との指摘を朝日新聞は完全否定します。

 曰く「そんな社是を掲げたこともなければ、そもそも社是がない」。

 社是とは会社のあるべき姿、目指す姿。それが朝日新聞にはないようです。それも問題な気もしますが。

 「安倍叩きが朝日の社是」という話しは、評論家の故三宅久之氏が、同じく故人の朝日新聞で主筆まで務めた若宮敬文(よしぶみ)氏の発言として紹介し、広く知られていますが、若宮氏は発言を否定しています。

 小川氏はこれを引用しつつも、いわゆる「比喩」であると反論。社是といっても過言ではないほど、安倍叩きに狂奔しているということです。

 ただし、これは裁判のテクニックかもしれません。「社是」としての事実がない以上、小川氏の主張は、そもそも根底から崩れるとし、著作全体の信頼を損ねる、よって氏の著作により朝日新聞が被った被害を賠償せよ、と。

 屁理屈のようでありながら、文言にのみ忠実に判断された場合、朝日に有利な判決がくだる可能性は否定できません。

 一方で今月号の月刊正論で、衛藤晟一(えとうせいいち)首相補佐官は《私は元論説主幹から聞きましたが》と題した記事の中で、先の若宮氏から直接「社是のようなものです」と聞いたと指摘。

 すると「社是がない」を論拠とする先の屁理屈は通用しなくなります。ある種の社の方針があったのなら、それを「社是」ではないとの主張は、一般常識に照らして通用しないからです。もちろん、変な判決を下す左巻の裁判官もいるので油断はできませんが。

 いずれにせよ結論は裁判所に委ねられますが、私も小川氏の説に手を挙げます。

 ところで「パヨクの法則」をご存知でしょうか。劣化した左翼を指すパヨクさんですが、彼らが応援した候補者は落選し、社会からの抹殺を目指して攻撃を仕掛けた相手がブレイクし、なぜか攻撃した側が甚大なダメージをこうむるというもので、「パヨク」の語源になったエピソードも、まさにパヨクの法則でした。

 あるイラストに「いいね!」をクリックしたユーザーの個人情報を暴露すると宣言したパヨチンさんが、逆に個人名から自宅の住所まで暴露され、さらに勤務時の悪行までがばれ、職を追われてしまったというものです。

 一般的に言えば「自爆」であり、民主党・民進党のお家芸の「ブーメラン」も同じくです。

 ネット界隈で朝日新聞をパヨチンさんの仲間とみる向きは少なくありません。そして「やっぱり」と思えるかの「ブーメラン」が刺さったようです。

 朝日新聞が小川栄太郎氏を提訴したのは2017年12月25日。
 同日付の「日刊ゲンダイ」にこんな見出しをみつけます。

《朝日新聞・高橋純子氏 「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」》

 論説委員も務める高橋氏。自著のインタビュー記事はこう始まります。

《新聞記者は、ウラを取って書けと言われるが、時に〈エビデンス? ねーよそんなもん〉と開き直る》

 さらにこんなくだりも。

《『レッテル貼りだ』なんてレッテル貼りにひるむ必要はない。堂々と貼りにいきましょう》

《安倍政権は「こわい」》

 ・・・社是、かどうかはもとかく、エビデンスとはウィキペディアによれば「証拠・根拠、証言、形跡などを意味する」とあります。

 つまり、証拠や根拠がなくても朝日新聞は記事を書くと、論説委員の高橋純子氏が証言し、レッテル貼りについても確信犯で、さらには根拠も示さず「安倍政権は怖い」と怖がってみせる。

 なにより表題が「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」。

 どうみても「安倍叩きが社是」でしょう。

 朝日が訴えた日、その幹部社員的立場の記者が、どうどうと「捏造」につながる証拠がないことを開き直り、印象操作のためのレッテル貼りを推奨し、怖れて見せてキモイという。

 ブーメランなら「ぐさ」。自爆スイッチなら「ドカーン」。

 まさか21世紀になって、

「リアル、ボヤッキー」

 が見られることになるとは。

 願わくば、自爆スイッチに繋がる導火線が短く、春を迎える前には炸裂して欲しいものです。そして朝日新聞が手痛い怪我を、それはタンスの角に小指を3億連打するぐらいの痛み(比喩表現)を負って、痛みの反省の上にまともな言論機関・・・として、もう自爆してました。

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