猪瀬直樹(まだ)都知事を追い詰める画を見て、都議会の劣化を見つけました。ようやく招致に成功した東京五輪には、手続き上の約束事が残っており、いまの段階で混乱すれば最悪の場合、お流れになる可能性があるからです。また、司法の手が伸びているならそこに委ねるのもひとつの方法ですし、蓋然的にアウトならニタニタしながら真綿で首を絞めるのも政治家のテクニックのひとつです。
それが「鬼の首」を狙いにいくかの如く。でも猪瀬直樹じゃゴブリン(小鬼)にもならないのに。そのゴブリンに血相を変えた都議会は、小鬼以下レベルということで、とても残念です。
プチゴブリン猪瀬直樹の失敗は、本人の分析通り慢心です。初手で平謝りをしていれば、ここまで拡がらなかった可能性が無きにしも非ず。とにかく「バカだった。無知だった。選挙に金がかかるというイメージで、甘い言葉にのってしまった。冷静に考えれば選挙には法定費用がアリ、5000万円もっていても選挙に使えるはずもないのに」と。
だから「使っていない」とつなげる論法です。ところが慢心が判断を狂わせたのです。
でも慢心は誰にアリ、私のような場末の物書きでも慢心し、年がら年中、誤字脱字を繰り返し、それは慢心のせいではなく性分だというツッコミを甘受します。
さて、慢心を今朝見つけます。「今でしょ!」で流行語大賞を飾った林脩氏。テレビ朝日の『グッド!モーニング』にて、一連の食品偽造に「消費者がわからないことも問題だ(要旨)」と苦言を呈し、女子アナが毒の中和へと「スパークリングワインとシャンパンはわからないですよね」的な(寝ぼけていたので正確な文言ではありません)フォローをいれると切って捨てます。
「わかりますよ」
・・・シャンパンはいわゆる「シャンパーニュ地方」で作られたというだけでなく、シャンパン製法とよばれる伝統製法で、ワインに炭酸を注入しただけのものではありません。だから、わたしなどが嗜む、スーパーマーケットで600円ほどで売っているスパークリングワインとシャンパンは明らかに別物です。
しかし、同じ製法により作ったスパークリングワインもあります。シャンパンより美味しいというと語弊があるのは、味は好みによるもので上下は馴染まないからですが、プロでも区別をつけるのが難しいものもあります。両者の違いは、両者の味の違いを知っているからだともいわれています。
つまり、一流のソムリエ暮らすの舌と味覚経験をもつと林脩氏は言うのです。さすがキャバクラで「愛人にならない」と口説くだけのことはあります(週刊文春情報)。シャンパンを飲み慣れているのでしょう。しかし、キャバクラでシャンパンとスパークリングワインの味覚経験を積むとは豪気です。わたしなど、美味しいお酒があれば、切れないネーちゃんはともかく、香水臭さはむしろ邪魔で醜悪に感じるのですが。
慢心するのはいつ? いまでしょ!
ただ、この手のタイプは、間違いを指摘されると土下座せんばかりの勢いで頭を下げて全面降伏を装います。ただしその土下座とは反省ではなく、反省している態度を見せたのだから、それ以上、何ができるの? と開き直るものでムキになって追究するのは徒労にすぎないのですが、是非、同局の「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2014お正月スペシャル」に出て欲しいと思ったら、これにはでないようです。
消費者がわかるように産地等必須情報を添付したら、きっと添加物だらけで見えるのは文字で肝心の商品状態が見えない本末転倒になりそうですね。
それと、シャンパンとスパークリングワインに件は笑えますね。
エールビールとラガービールの違いもわかるのでしょうきっと。
ちなみに、日本では希少なエールビールが好きなんですけどね。
ラガービールの方が日持ちするので、日本ではラガーが主流なんですよ。
日本人がラガーが好きだからじゃないんですよね~。
あぁ、浅草のうんこビルのドライビールは今すぐ製造中止すべきです。
世界の恥です、ガイジンが「ヘンテコなビールみたいな飲み物がある、テラワロスwww」って面白がって飲まれているだけですよ。
長くなりましたが、ついったと連携できるといいんですけどね…
要望ですた。