所用から地元「竹の塚」のラーメン店を検索。食べログの記録がつらつらと表示され、そこにならぶ店名にげんなり。つけ麺は嫌いなので、論評は避けるとして、他の店で二度目があった店はありません。つまり一回食べて二度目はないと心に誓った店ばかり。ひとことで言えば「くどい」。ラーメンマニア気取りは「濃い」と表現するもの。あるいは「しょっぱい」。これも同じく「濃い」、または合わせ技で「濃厚」ともいいますが「くどい」。
わたしは多少料理が得意なので・・・すいません、これに関しては謙遜しません・・・味付けの意味というか仕掛けはだいたいわかります。というか、マニアや評論家がすすめるラーメン屋の大半は反則フォーマットを採用しているからです。それが「塩と油」。これに砂糖を加えたものは、人間の本能が求めるのです。
それがラーメンだ。といわれればその通りですが、マニアが「濃厚」と表現するものは1000%やり過ぎ。
しかし、ときにはゲテモノを欲するときもあり、称賛も絶賛もしませんが否定はしません。ただ・・・竹の塚に限らず、マニアが話題にする店を二度と利用しないのは店の方針といってもよいでしょう。最たるものが「食券」。前払いをさせられると、立ち食いそば屋の気分です。かけそば200円ならガマンもしますが、基本のラーメンが700円、800円としながら前払いとは客を信用していないのかと突っ込みをいれたくなります。
ラーメンマニアは庇います。「経理が楽」などと。しかしそれは店の都合を優先する傲慢さ。わたしは美味い食事をして、美味しかったと労いながら金を払いたいのです。それをはなから拒否している食券でまずげんなり。そしてなにより店員の態度が悪いのです。接客担当が仏頂面であることも珍しくなく、店のローカルルールを当然のように客に押しつけることは普通にあり、有名店になればなるほど「知らないの?」という態度を隠しもしません。ガッデム。もうこの時点で、味以前に客商売として認めていないので退店したくなるのですが、買った食券・・・あ、これが狙いかといぶかります。ただ、なによりも二度目がない理由は「態度」にも含まれるのですが、
「厨房スタッフの無精ヒゲ」
汚らしい。ショッピングモールい出店している有名店ではドレッドヘアが麺を茹でている店もありました。あとキャップも不衛生に見えます。厨房は野球場でもなければ、強い日差しもありません。莫迦じゃないでしょうか。で、これもテーマパークと思い込めば見逃せなくもないのでしょうが、こうした汚らしいスタッフになればなるほど愛想がないのです。いらっしゃいませとは言いながら、笑顔がないどころか、視線を合わせようともしません。喧嘩売っているのかと言いたくなります。自分を職人か何かと勘違いしているのでしょうね。塩と油が。
味云々は個人差。しかし、衛生観念ともてなしの心は日本人ならば忘れてはならないこと。だから一度は訊ねても、二度目はありません。そして今日も一度目の店にいってきます。