特定の考え方のはなしばかり聞いていると人は自然と洗脳されます。
いまの脱原発の動きにもそれが見えてきます。
日に日に排他的となり、盲信する様子がオウムのそれと重なるのです。
中吊りの見出しで申し訳ないのですが、今週の週刊プレイボーイで
ジャーナリストの江川紹子さんの提言として
「脱原発、革命ではなく条件闘争が必要」
ありました。本文を読んでいないのは申し訳ありませんが、わたし
もこの立場です。飲めるもの、飲めないもの、譲れるもの、譲れない
ラインと条件を提示して交渉しなければ、脱原発など実現できる
わけがないからです。
原発事故が起きれば取り返しがつかない。これは本当。
だから即時原発はなくさなければいけない。これはウソ。
原発は電子情報のオンオフとはいきません。廃炉には時間がかかり
廃棄物の管理はほぼ永遠です。
とにかく再稼働は反対だ。ならば原発を止めた関西で、大規模停電
が発生し、死人がでた責任は誰が負うのか。
それは関電だというのは甘えです。関電も政府も甘いですが、
脱原発カルトもまた甘いのです。いや、狂信的に止めろとしか言わな
いことが関電・・・というより政府と官僚が甘く見る原因・・・と、
わたしは見ています。
再稼働容認派の意見に冷静に耳を傾けると突っ込みどころが満載で
ひとつひとつニキビを潰すようにやっていけば、もう少しだけ現実が
良くなるんですがね。
■マイナビニュース
脱原発がカルトに重なる「洗脳0.2」
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/171/index.html