民主党政権になったから沖縄独立を

 折角、民主党政権になったのですから、そのメリットについても
考えてみましょう。という企画。

あらかじめお断りしておきますが「暴論」です。
そうそれは

「日本は日本人だけのものではない」

というレベルの。

民主党の代表選挙、すなわち「日本国総理大臣」を決める選挙に
外国人も参加できるという革命的事件がまもなくおきます。詳しくは
各種報道に求めて欲しいのですが、ざっくりと説明すると、民主党
の党員やサポーターは党首選挙の投票権を持ち、党員やサポーターに
なるには「国籍」は関係ないからです。

つまりは中国人でも韓国人でも北朝鮮の人でもOK。もしかしたら
宇宙人でも・・・あ、前代表が宇宙人だったのでこれはまったく
問題ないでしょう。

とまぁ民主党の「国家観」には国境線も国籍もないようですが、
そんな無国籍政党だからできることがあります。それが

「沖縄問題」

です。普天間もひっくるめて・・・暴論ですよ。あくまで。

民主党代表選挙という乱痴気騒ぎのさなか、日本円は対米ドルで
83円台が定着しみぞゆうの危機を迎えているわけですが、尖閣諸島
では中国の漁船が領海侵犯の末、公務執行妨害で連行されました。

発言はこの前ですが、小沢一郎立候補者は尖閣諸島について我が国
の領土である根拠に

「琉球王朝」

をもちだしました。尖閣諸島は琉球の支配下にあり、琉球が日本に
なったので、すなわち尖閣は日本固有の領土だと。

これが後の火種にならないことを祈るばかりなのは、琉球国は
明、清に「朝貢」しており、彼ら一流の論理展開を許すなら

「勝手に日本が自分のモノにしただけで琉球は中国のモノ」

となりかねません。詳しくは述べませんが、台湾とあわせて「琉球」
で、「ひとつの中国」からみれば、海峡は地続きになります。

さて、ここからが「暴論」です。

社会実験を重ね、理屈をこね回して事業を仕分けし、普天間にしても
八ッ場でも歴史的経緯を無視して議論だけをする民主党だからできる
ことです。

1ドル83円台が定着しても「注意深く見守る」ことしかしない
ボンクラ・・・もとい、慎重な民主党だからできる議論です。

それが

「沖縄独立」

について議論してはどうかということ。小沢一郎さんが琉球王国を
持ち出した時点で、遠からずお隣さんが食い付いてくることでしょう
から、その前に「理論武装」するための「研究」をしておくのが
狙いです。

引いては日米同盟や国防について考えることに繋がります。

「沖縄国(仮称)誕生」

により、日米同盟からは外れます(暴論なので細かい突っ込みには
対応できませんのであしからず)。民主党的に「言葉の定義・解釈」
からすれば、日米同盟は日本国と米国間ですから、沖縄国(仮称)には
適用されないと。また、基地には出ていって欲しいと願う、沖縄国国民
の声は尊重されなければなりません。

すると日本の防衛線は九州を中心に、日本海側は対馬、太平洋は
高知県あたりでしょうか。あるいは東京都の小笠原諸島も強化すべき
でしょう。

沖縄国は自主防衛を選ぶも、沖日米同盟を探るかも知れませんし、
沖中(ちゅうちゅう)同盟にするも国民の民意によりますので、
私の論じるところではありません。

そうそう重要なことを忘れていました。

「戦後補償」

です。日韓ではいまのレートに直して2兆円ともいわれるキャッシュ
と日本だった時代に整備した社会インフラなどもプレゼントしたこと
を踏まえて、インフラとの「相殺」はせずに6兆円ぐらい支払いましょ
うか。

インフラとの相殺とは統治時代に日本の資産で構築された建物
などの権利を金額換算して「賠償金」から差し引くというものです。

相殺するのが「世界標準」ですが、まぁそれはいいでしょう。

6兆円の根拠は今年度の沖縄県の歳出総額が6055億円で、この
10年分ということ。おおよそ1億2千万人から140万人弱の
沖縄県民を除外し、また日本全国にすむ「潜在的沖縄国民」が転籍
したとして、残された日本国民1億人で割り算するとひとりあたり
の負担は6万円。

「沖縄の苦しみ」

を考えれば、これぐらいの負担は当然でしょう。
沖縄国国民となれば、ひとりあたり650万円とされる日本国の
借金はなくなるので、転籍希望者が跡を絶たないかも知れません。

また、琉球王国時代に回帰して、中国の属国となれば、いまや
日の出の勢いの「中国人」として振る舞うこともできるかも知れ
ません。

没落する日本は歴史のツケを払うだけのことです。

・・・暴論のようですが、今年三十路の人気女優さんも

「琉球王国の復活」

を夢見ているとなにかの記事で読んだことがあります。

これが自民党政権なら洒落になりませんが、何もやらない
民主党なら安心して議論に参加できるかと。そして中国がふっ
かける因縁に「理論武装」できるとしたら、民主党政権が生まれ
た歴史的意義も見いだせるのではないかと。

暴論というより、イヤミでした。

ただ、那覇市県庁前の「パレットくもじ」の地下食品売り場に
いくと、飛び交う中国語に・・・真剣に議論すべきタイミングなの
ではと考えるのです。

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