人とのつながりの大切さは言わずもがなですが、同時に自分を
甘やかすエスケープとなることもあります。また、個人の性質により
人とのつながりを重視したほうが商売が円滑にいくタイプもいれば、
つながりが主となり本末が倒れる人もいます。
経営者は孤独です。孤立をすすめるのではなく、経営責任も決断も
個人に帰結します。相談者がいても最終決定は経営者が下します。
ところがこの線引きが甘い人たちがいます。
そして会社員から独立・起業した社長はある日気がつきます。
学生時代の友人との距離です。その距離に目をつぶり、あるいは
受け入れて付き合うことも可能ですし、事実わたしもそうしていま
すが、たびたび奪われるモチベーションに旧交を温める機会は
年々減り、それは仕方がないことだと自分の人生の決断をうけいれ
ています。
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【第１１回】友人が奪うモチベーション、社長業に友達は必要か？
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