オーマイニュースが教えてくれる素人の限界

 報道機関に左利きが多く、地球市民的発想と見事に融合したとのが
「オーマイニュース」でした。もとは韓国のサービスで、前政権の
誕生に寄与したとして有名となり、我が国でも

「夢よ再び」

とばかりに左派政権誕生の夢があったかは存じませんが、まぁ
当初から左利き疑惑は取り沙汰され、旗頭が鳥越俊太郎さんだったの
でやはりなぁという自称メディアでした。

これが来週の金曜日に閉鎖となります。更新の停止ではなく閉鎖と
いうのはネットビジネスでは珍しいものです。

オーマイニュースはパブリックジャーナリストと呼ばれる市民記者
の投稿により成り立っていました。プロアマ問わずとなっていますが、
その稿料で参加するプロがいたのかは疑問です。

私は2年以上前に拙著「Web2.0が殺すもの」で指摘していましたが、
「みんなの声」は幻想に過ぎませんし、素人とプロの違いは大きいの
です。稿料はその一つのものさしとなります。

以前、とある業界紙で例えの誤用を指摘しました。ライターは
パブリックジャーナリストとなっています。いまさら蒸し返すのも
酷なのでここで子細はつまびらかにしませんが、その業界紙には
「編集長」という名もあったので私の指摘は「校閲権」についての
イヤミです。つまり、あきらかな誤用を見逃した責任はライター
本人よりも編集長にあるというものです。

プロ=商売として取り組む以上、発行責任、編集責任があり、
そのチェックにより研磨錬磨され商品となるもので、

「パブリックジャーナリスト」

の書いたものであっても編集責任者の見逃しは酷いなぁと。

拙著から時を経て。予言と煽るものではありませんが、なかなか
指摘が当たっており小さく自慢したくもなりますが、しかし
大人の視点と普通の感覚で考えれば

「Web2.0」

の正体など誰でも分かったことと自慢は家庭内に止めています。

■心得其の117
「オーマイニュースが教えてくれる素人の限界」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/04/15/5380

ちなみにというか記事の誤用を指摘したブログに

「だからおまえは嫌われる」

という主旨が2件書かれました。別人を装っている風でしたが
同じIPだったのは不思議です。そして私は呟きます。

「会ったこともない人間にいわれたかぁない」

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