分かっていないことだらけの世界

タミフル

以前にも取り上げましたが、

「中止したときのリスク」

はないのでしょうか?
小さな子供にとっては高熱を短期間で抑えこむことができる
タミフルの効能を説く小児科医もいるといいます。

そしてこれは「医療行政」として

・インフルエンザの予防接種を任意にしたこととの関係性
・認可は間違っていなかったのか
・追検証が5年後という「長期間」で果たして良いのか?
また、その検証が製薬会社という当事者任せで大丈夫か。
・命の問題も「疑わしきは罰せず」で良いのか?

血液製剤の頃からいわれてきたことそのままです。

それぞれ別個のことですが、互いに絡み合っており、しかし
同時並行で考えなければならない問題です。

が、昨日今日の報道と厚生労働省の対応を見ていると

「この風(邪)が収まれば、静かになるだろう」

という思惑と

「タミフル飲むと異常になるぞ」

というエキセントリックな感情論が交錯しています。

私が一番引っ掛かっているのが、追跡調査と車検は違うという
ことです。

今、新車の車検は3年でこれを5年に延長しようという動きが
あり、クルマの信頼性があがったので、検査は暫く先でよいだろ
うという考えです。

中古車や最初の車検以降は2年となるのは、時間が経てば壊れ
やすいだろうという理屈です。本旨がずれるので追求しませんが
これも眉に唾を塗る必要があります。

医療は日進月歩です。
裏を返せば分かっていないことだらけの世界です。

「わずか10年前に我々は正しい病気の治療法について知っていると
思っていたが、現在では当時いかにわかっていなかったがよくわかる」

これは1902年の言葉です。

■病気にならない人は知っているより引用
http://www.as-mode.com/check.cgiωCode=4344012569

現在の医療に悲観的なわけではありませんが、一方、最新の医療
技術というものの危うさを真摯に受け止めなければならないのでは
ないかということです。

タミフルが特効薬か? 副作用は?
服用するリスクと飲まないリスク。
全てが後手に回るのが戦後日本のお家芸となっていないでしょうか。

これは遺伝子治療や、クローン、移植など全てに共通することです。

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